「子どもに英語をマスターしてほしい!」――そんな願いを持っている親御さんは少なくないだろう。しかし、そんな人でも「英語がペラペラになればそれでいい」などとは思っていないはず……。むしろ、本当にわが子に身につけてほしいのは、世界のどこでも生きていける頭のよさ、つまり「本物の知性」なのではないだろうか。
実際、応用言語学や脳科学、教育心理学などのアカデミックな研究では「外国語学習の機会が、子どもの知力やIQを高める」といった知見が蓄積されつつあるという。
いま、こうした科学的根拠(エビデンス)に基づいた指導によって、子どもたちの英語力を着実に伸ばし、人気を集めている英語塾があるのをご存知だろうか。元イェール大学助教授の斉藤淳氏が代表をつとめるJ PREPだ。
本連載では、同氏の最新刊『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語――わが子の語学力のために親ができること全て!』から、一部抜粋して「ほんとうに頭がいい子」を育てるための英語学習メソッドを紹介する。

「小3で英検準2級」だって夢じゃない

前回の記事の最後で、英語学習には年齢ごとに適切な学習法があるという話をしました。
それを整理したのが、次の子ども英語ロードマップです。
今後の連載はこのマップに沿ってお話を進めていきます。

これを見たときのお母さん・お父さんには、だいたい2とおりのリアクションが考えられます。

1. 「うわっ、うちの子は遅れているかも……」(焦りパターン)
2. 「あらら、うちの子はもう手遅れだな……」(あきらめパターン)

まず一般的なのが、「このロードマップと比べると、うちの子はずいぶんと遅れているな……」と心配される方です。たとえば、目安6~8歳の「英検」の欄には「5級」と記載があります。

「まだ日本語の読み書きすらおぼつかなくて、試験らしい試験も受けたことがないのに、『英検5級』なんて……うちの子にはぜったい無理!」

決してそんなふうに悲観しないでください。お子さんに合った方法で正しく学べば、小学校低学年で英検5級(中学初級程度)に合格することは十分可能です。J PREPキッズの生徒では、小学校3年生で準2級を取得した子も複数います(とはいえ、英検受験を強くおすすめしているわけではありませんのであしからず!)。