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デジタル流行通信 戸田覚

レコーダーより内蔵型ノートPCがお得
誰も書かなかった「Blu-ray」活用術

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第92回】 2009年9月14日
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ツタヤなどのレンタルビデオ店の店頭に、Blu-rayディスクの映画が増えて来た。ソフト面ではDVDを凌駕する可能性が高いBlu-rayだが、ハードとなると話は違ってくる。

 いよいよ「Blu-ray」が普及体制へと入って来た。これまでの記録メディアは、CDからDVDへと変遷し、さらに次の世代のBlu-rayへと代を重ねて来たのだ。

 ただし、Blu-rayの登場は、これまでのメディアの切り替わりとは、若干様相が異なっている。

 ご存じのように、レコードはCDに、ビデオテープはDVDに駆逐された。情報の記録がアナログからデジタルへと切り替わるタイミングで、メディアが入れ替わったのである。

 ところが、Blu-rayはアナログに置き換わるメディアではない。置き換わるとするなら、DVDだ。DVDの映画コンテンツは、デジタルデータとはいえ、画質はさほど高くない。だから、Blu-rayの美しさが実感できるのだ。

 レンタルビデオ店の店頭にも、Blu-rayディスクの映画が増えては来た。だが、ツタヤにヒアリングすると、現在扱っている約4万タイトルのうち、Blu-rayはおよそ300タイトルに過ぎないという。

 といっても、Blu-rayで出荷されたタイトルは基本的に取り扱っており、メーカーの対応が増えるほど、比例して増加するという。つまり、新しい映画については、徐々にBlu-rayも置かれていくことになるわけだ。

 Blu-ray普及の鍵になるドライブの価格も、順当に値下がりしている。安価なBlu-rayレコーダーは、すでに7万円台で販売されている。また、PC用のドライブは、1万円台が当たり前になっている。

 今、ノーブランドのDVDプレーヤーは1万円以下で買えるのだが、Blu-rayも遠からず、近い価格帯まで落ちるはずだ。すでに、1万円台のBlu-rayプレーヤーも登場しているのだ。

 ただ、映画を観るためのコンテンツとしてBlu-rayが普及することは間違いなさそうだが、テレビの録画にBlu-rayを使うユーザーは、さほど増えないだろう。

 「いちいちメディアに書き込まなくても、ハードディスクに録画すれば十分だ」と考えるユーザーが多いはずだからだ。

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戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


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