「やりたい時に仕事ができる」で
生産性が大幅アップ

「働き方改革」として多くの企業で働き方やワークスタイルの見直しが進められています。その方向性の一つとして、働き方に柔軟性を持たせる取り組みがあります。個々の従業員の事情に合わせ、働く場所や時間を柔軟に対応できるようにするわけです。

 当社でもセキュリティをかけ、社外にいても会社支給のノートパソコンを使ってデータベースへアクセスできるようにし、キャリアコンサルタントが社外や自宅でも仕事をできる環境を整えました。その結果、目に見える形で業務の生産性は上がりました。

 たとえば当社から推薦して企業に応募し、採用選考中の候補者の人数は、以前に比べ約20%アップしました。コンサルタントに話を聞いてみると、朝型のタイプは早起きして自宅で仕事をしたり、夜型のタイプは夕方のアポが終わったらさっさと帰宅し家族と一緒に夕食を食べ、その後に仕事に集中したりしていました。

 いずれにせよ「自分がやりたいときに仕事ができる」と非常に好評です。もともと当社のキャリアコンサルタントは裁量労働制で働いているので、こうした働き方にフィットしやすくもあったのでしょう。

 中には母親が入院して看病する必要が出たため、候補者との面談の予定がないときは夕方から病院へ行き、病室や帰宅後に自宅で仕事をしている社員もいます。それでいて業績はまったく落ちていません。人にはそれぞれ事情がありますから、これは非常にいいことだと思います。こうした取り組みによって劇的に生産性が上がる会社もあるのかもしれません。