感性系「火の九紫」の
「才力」発掘・育成法はコレだ!

「火の九紫」は芸術的センスがピカイチです。
 アートなど芸術の世界で、その存在感を示します。

 子どもが絵や彫刻、モノづくりに興味を持ち始めたら、その援助をしてあげましょう。

 0から1を創るのが「火の九紫」の使命であるからこそ、喜びにつながります。
 感性を子どものうちから磨けば、美的センスは相当なものになるので、子どもを美術館や博物館に連れていくのもいいでしょう。

 感性を育てるには、なるべく派手できらびやかな場所に連れて行くほうが、「火の九紫」の場合は吉と出ます。
 得意なことは自信を持つタイプなので、一芸を磨かせると「火の九紫」は輝くでしょう。

 ただし、注意すべきポイントがひとつあります。
「火の九紫」は、はしゃぎすぎると思ったことを軽々しく口にしてしまい、後悔することも多々あります。

 これは大人も同じ。
 子どものうちから、親がきちんと「口」に関して注意しておきましょう。

 子どもの頃にきつく言われたことは、大人になっても、潜在的に記憶に残っているものです。

 いかがでしたでしょうか?同じ感性系でも、それぞれのタイプで才力発掘の教育法は異なります。ぜひ、ご自身のお子さんに合った、教育法で、本来持つ才力伸ばし、将来活躍する大人へと導いてあげてください。

 本書にはどんな人も9タイプに分かれる「9code(ナインコード)判定法」がありますので、ぜひチェックしてみてください。

 次回は、知性系の「水の一白」「風の四緑」「湖の七赤」の子の「天才発掘教育法」をご紹介します。

中野 博(Hiroshi Nakano)
信和義塾大學校創設者兼塾長、経営コンサルタント。早稲田大学商学部卒業。
ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院ブランディング実践講座エグゼグティブコースを修める。ハーバードビジネススクールでは経営学を学ぶ(いずれも短期集中型の経営者クラス)。1992年、地球サミットに国連認定ジャーナリストとして参加したことを契機に環境ジャーナリストとして活動。1997年の地球温暖化防止京都会議を機に、株式会社エコライフ研究所設立。環境ジャーナリストとしての取材・分析力と経営コンサルタントとしての提案力をベースに、800社以上を環境ビジネスに参入させ成果を挙げる。その傍ら、住宅、環境を軸にした本を多数出版(本書が30冊目)。講演依頼も多く、国内外で2000回以上の実績。2005年、教育研修会社の株式会社ゴクーを設立。1万人のサンプリングを体系化した『9code(ナインコード)』をもとに、信和義塾大學校で指導にあたるほか、企業や各種組織で『9code』を利用したコンサルティングや人材活用研修も多い。現在、信和義塾大學校は、世界6ヵ国20都市以上にあり、塾生は700名超。