ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
inside Enterprise

LCC地上の足に光明差す
成田~東京に格安バス登場

週刊ダイヤモンド編集部
2012年2月21日
著者・コラム紹介バックナンバー

 この8月から、成田空港発着の国内線LCC(ローコストキャリア、格安航空)が就航するのに合わせて東京都心~成田を結ぶ格安バスが登場しそうだ。京成バスが検討している。

 2012年はLCC元年といわれ、首都圏では8月からエアアジア・ジャパンが成田~札幌、福岡、那覇に就航し、ANAやJALの普通運賃の2分の1~3分の1の価格で飛ぶと見られる。だが、成田発着のLCCには、大きな課題がある。東京都心~成田を結ぶ足の確保だ。

 羽田空港と異なり、都心から遠い成田は地上の移動に時間もおカネもかかる。成田エクスプレスでは新宿駅~成田が3110円、京成スカイライナーでは上野駅~成田が2400円、リムジンバスでは東京駅~成田が3000円だ(いずれも片道)。京成電鉄の特急なら上野駅から1200円だが、通勤列車に大きな荷物を持ち込むなどの不便を伴う。

 LCCの運賃が安くても、高額な地上交通の出費と相殺されては妙味が薄れてしまうが、格安バスが登場すれば利用者はトータルでの低価格を享受できそうだ。

 「価格などの詳細については、まだ模索中」(木下良紀・京成バス取締役営業部長)というが、エアアジア・ジャパンなどLCC側は、1000円を切る価格での運行を切望している。

 京成バス側は、トイレをなくしてシートピッチを詰める、路線を絞りピストン輸送で稼働率を高めるなど、あらゆる工夫でコストを切り詰める算段だ。さらに格安バスの成否は集客力が大きなカギを握っており、詰まるところLCCの集客力次第といえそうだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 須賀彩子)

週刊ダイヤモンド

今週の週刊ダイヤモンド

2017年2月25日号 定価710円(税込)

特集 弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落

知られざる法曹界の真実

【特集2】
サントリーと創業家
グローバル化への試練

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


inside Enterprise

日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?『週刊ダイヤモンド』編集部が徹底取材します。

「inside Enterprise」

⇒バックナンバー一覧