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ビジネスの装いとはセルフプロデュース、
時計はその最強ツールになりうる

著者・コラム紹介
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いまやビジネスパーソンにとって、服装や時計は自分を印象づける重要なアイテムになっている。「ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる」(小社刊)の著者、木暮桂子氏と、時計ライターの柴田 充氏が語り合う。

木暮桂子(きぐれ けいこ)
ディグニータ代表取締役。非言語スキルコミュニケーション分野を開発し、経営者、政治家に向け、外見力強化のコンサルティング、スピーチトレーニングを行なう。また企業向けの戦略コンサルティングファーム、ビジネスアピアランスコンサルティング、研修を数多く手掛ける。 著書に「ビジネスという勝負の場は一瞬、しかも服で決まる」(小社刊)がある。

木暮 日本では、男性が見た目に気を遣うことをよしとしない雰囲気がまだまだあります。ちゃらちゃらしているんじゃないかとか(笑)。でもそれは勘違いで、ビジネスパーソンであれば「見せる」という意識で装いを捉えるべきだと思います。ただ格好良くするのではなく、どう思われたいかによって装いを“作りあげる”ということ。

柴田 アーティストは、作品ばかりでなく、セルフプロデュースでも世界観を表現しますものね。

木暮 「中味があればわかってくれる、男は中味で勝負」なんて言われますが、そうではなく、“自分を伝える手段”として装いにも積極的に働いてもらったほうがいい。

柴田 充
国産自動車メーカーの広告コピーライターから編集者を経て、独立。現在は時計をはじめ、ファッション、クルマなど男性の趣味の世界をテーマに、時計専門誌やライフスタイル誌にて編集執筆。

柴田 特に現代はビジネスシーンが多様化していますからね。オフィス、現場、出張、接待など。昔はスーツさえ着ていればよかったのですが、それぞれのシーンで常に同じ格好では通用しません。

木暮 外国人と会う機会も増えていますし。日本では終身雇用が長く続き、転職しないぶん職場の仲間もずっと変わらず、互いに分かっているから格好にそれほどこだわらなくても良かったのだと思います。ところが人材が流動化し、短時間で自分を正しく理解してもらう必要性がどんどん増しています。

柴田 そうした中で時計にも注目が集まっているのでしょう。ビジネススーツではそれほど冒険はできませんが、時計にはまだその余地があるから。

木暮 その人らしさが出るし意外に目立つので、時計はつい見ちゃいます(笑)。

柴田 うまく利用すれば、相手に好印象を与えることができる。服装の印象というのは、時と場合でまったく逆になることもあります。信頼感や堅実さを出したつもりが、堅苦しく面白みに欠けて見えてしまったり……。僕は時計がそれをカバーしてくれるように思います。大筋ははずさず、そこに個性を与えるという点で。

木暮 そうですね。その人のチャーミングさが顔を覗かせる。“神は細部に宿る”ではないですが服装と時計のバランス、センスがいいと親近感も湧きます。

柴田 若い起業家の話を聞くと、少し背伸びした時計を着けることでそのレベルに上ろうとする気持ちになる。そんな、自分を鼓舞する存在である一方で、気に入った時計を手にすることで、それを見るたびにリラックスできる、とも聞きます。

木暮 お気に入りを着けることで、仕事のストレスの中でも気持ちが和むのでしょう。

柴田 これまでは時計もマニアックな趣味の世界で、機能やメカニズム、蘊蓄を語ったのですが、より日常的に楽しむものに変わってきています。しかもビジネスパーソンがファッションに気を配ることで機知を感じさせるように、その時計によって社会性や仕事に向き合う姿勢も表現できる。

木暮 それには、時計って一番のアイテムだと思いますね。堅い職業の場合、スーツとかネクタイで個性を表現するのはなかなか難しく、むしろ小物の道具選びで違いが出ます。筆記具や手帳などと同じく、本物志向だと相手に思わせるには、時計は最強のツールだと思いますよ。

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