ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
inside

新型商品の解禁で現実味帯びる
さらなる高リスクETFの上場

週刊ダイヤモンド編集部
2012年5月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage
TOPIXなどの指数に連動する新型ETFが登場
Photo:JIJI

 低空飛行を続けていた国内の上場投資信託(ETF)市場が転換点を迎えている。

 投資額の倍の取引ができるレバレッジ型に加え、下げ相場で利益を上げられるショート型のETFが解禁され、4月に東京と大阪の両証券取引所に相次ぎ上場されたのだ。ただし、この流れは投資家にとって毒にも薬にもなるもろ刃の剣といえる。

 そもそもETFとは、株式市場で取引される投資信託のことで、東証株価指数(TOPIX)や日経平均株価に連動するタイプが主流だった。新たに上場された2銘柄もこれらに連動するが、対象指数の変動に対する値動きが従来とはまったく異なる。

 レバレッジ型は、TOPIXや日経平均株価の対象指数が10%上昇すると20%上昇する。株価の上昇局面で従来の2倍稼げるが、下落した際には損失も2倍となる高リスク高リターンのETFだ。

 一方のショート型は、対象指数と反対に動き、指数が10%下落すると、10%上昇するよう設計されている。空売りの代替として一般の個人投資家でも、証拠金を積まずに下落局面で収益機会を得ることができる。

 いずれもこれまで国内では認められていなかった。今回、金融庁が解禁した背景には、「このままではETF後進国になりかねないとの焦りがあった」(大手運用会社幹部)とされる。

 というのも、レバレッジ型、ショート型ETFの流行は世界的な潮流だ。2009年に一足早く解禁されたお隣の韓国では、両ETFの売買代金がETF市場全体の8割に達するほどの人気ぶりだ。

1
nextpage

今週の週刊ダイヤモンド

2017年2月25日号 定価710円(税込)

特集 弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落

知られざる法曹界の真実

【特集2】
サントリーと創業家
グローバル化への試練

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購入いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

【下記のサイトからご購読いただけます】

(ストアによって販売開始のタイミングが異なるため、お取扱いがない場合がございます)

スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR
【デジタル変革の現場】

企業のデジタル変革
最先端レポート

先進企業が取り組むデジタル・トランスフォーメーションと、それを支えるITとは。

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

週刊ダイヤモンド編集部


inside

産業界・企業を取り巻くニュースの深層を掘り下げて独自取材。『週刊ダイヤモンド』の機動力を活かした的確でホットな情報が満載。

「inside」

⇒バックナンバー一覧