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短答直入

公的資金での企業出資より
公的年金の運用の一部をPEファンドに投資せよ
ニューホライズンキャピタル代表 安東泰志

2009年7月14日
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ニューホライズンキャピタル代表 安東泰──世界的な金融危機の影響は。

 企業再生やベンチャー投資に向かう資金が枯渇している。不況のあおりを受け、資金繰りが悪化した中堅上場企業の駆け込みなど、われわれプライベートエクイティ(PE)に持ち込まれる案件は絶えないのだが、投資がほとんど行なえない状況にある。

 なかでも、これまでファンドへの出資者として名を連ねた国内機関投資家の冷え込みは著しい。海外勢は、マッチング投資といって、国内勢と同等規模しか出資を行なわないため、海外勢の資金も動かなくなってしまっている。

──数年前、国内PEは設立ブームにわき、外資系PEの日本オフィスも次々と開設された。現在は。

 日系大手PEが解散、外資系のなかには、日本オフィスをたたむところも出た。われわれのように事業再生に特化していたPEはまだよいが、拡大成長を狙った大型案件に投資してきたPEのなかには、対象企業の収益の落ち込みのために、コベナンツ(融資契約の特約条項)違反で銀行からの借り換えができなくなるケースも見られ始めた。

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