が世界的なハイテク投資家としての同国の役割に暗い影を落とす中、米シリコンバレーの新興企業は今もサウジとの取引に向けて交渉を続け、ソフトバンク・グループを通じて同国の出資を受け入れている。この1週間で新興企業2社が、サウジ政府も出資するソフトバンク・ビジョン・ファンドから計15億ドル(約1700億円)の出資を受けたことを明らかにした。調光機能を持つガラスを製造するビュー社と、ロボットで作ったピザを宅配するズーム社だ。10月下旬には革新的手法による住宅建設を行うカテラ社が、サウジで年間最大5万戸の住宅を建設する暫定合意を結んだ。これは、今年初めにビジョン・ファンドが主導した同社への10億ドルの投資に続くものだ。当時のカテラの評価額は30億ドル超だった。