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健康食生活

暑い時期だからこそ
きちんと食べたい昼食

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第27回】 2012年7月12日
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 本格的な暑さに移行する7月。暑さが続くと食欲も落ちてしまいがちですが、きちんと食べていますか? 昼食を菓子パンとコーヒーなどで簡単に済ませてしまうと、ますます疲れが取れなくなってしまいます。

 脳は体のなかで一番エネルギーを消費する場所です。頭脳を使えば当然エネルギーが消費されます。午後からの仕事のためにも、昼食は消化がよく、エネルギーと代謝が促進されるビタミンやミネラルが豊富なものを選ぶといいですね。

 夏にお薦めの昼食は、そばです。そばは消化がよく、体の熱も取り除きます。これにタンパク質とビタミン、ミネラルが豊富なものを一緒に取りましょう。例えば納豆、ワカメ、山芋、ゴマ、卵。そして、たまには魚介や野菜の天ぷらもいいでしょう。油を使った料理は消化に時間がかかるので腹持ちはよくなります。

 また、干物を使った冷汁もお薦めです。魚にはタンパク質やビタミンが含まれ、味噌とゴマには糖質を代謝するビタミンB1が含まれています。暑がりな方は唐辛子などを加え、大いに汗をかいてください。汗と共に体の熱が発散されます。

 食べ過ぎると消化をするため血液が胃に集中し、脳にまで回らず睡魔のもとに。また、早食いは肥満につながります。時間をかけてくつろいで昼食を取ることで、午後からの仕事のはかどり方も違ってきます。

 冷たいものばかり取るのもNG。胃が冷えるとますます疲れがたまります。冷たいものを食べたら温かいお茶を飲むように心がけて。賢く食べて健康に夏を乗り切りましょう!

タンパク質やビタミン豊富な魚に味噌&ゴマをプラス。そうめん、そばなどに合わせても。お好みでワサビを添えると爽やか
撮影/中川真理子

● 食欲がなくても食べられる 冷汁
 
材料(2人分):
アジの干物(中)2枚、キュウリ(小口切り)1本分、ゴマ大さじ2、味噌大さじ1、だし(かつお節、昆布)2~2.5カップ(冷ましておく)、ミョウガ、ショウガ、ネギなどの香味野菜(千切り)
 
作り方:
(1)干物を焼いて身をほぐし、骨を取り除く。
(2)キュウリを塩もみし、洗って水気を絞る。
(3)ゴマをいってすり、味噌とだし少々を加えてすり合わせる。(1)の干物を加えて軽くすり混ぜ、残りのだしを加えてよく混ぜる。
(4)温かいご飯に(3)を注ぎ、(2)と香味野菜を加える。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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