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ぼくは日本を辞めてシンガポールで働くことにした
【最終回】 2012年7月26日
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杉山嘉信

フォロワーから抜け出すために

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ますます競争が厳しくなるこれからのビジネス環境に私たちが対処するために、どのような点に注目して今後のキャリアパスを考えていけばよいか。その疑問に対するひとつのヒントとして、前回のコラムでは「グローバル度」を縦軸に、「スキル」を横軸にとったマトリックスで5つの生き方を整理した。
これまで5回にわたってお送りしてきた本連載も今回が最終回。この回では、前回示した5つの生き方のうち、おそらく多くの人があてはまるであろう「フォロワー」からどうやったら抜け出せるのかを考えていくことにしよう。

圧倒的に多いのは、やはり「フォロワー」

 前回のコラムでは、グローバル時代にとりうる5つのキャリアパスとして、以下のそれぞれについて見てきました。

1. ベリートップを目指す(マトリックス右上)
2.世界のプロを目指す(マトリックス左上)
3.日本のプロを目指す(マトリックス右下)
4. 強者連合を組んで世界を目指す(マトリックス左上×右下)
5. フォロワーになる(マトリックス左下)

 上記1~4のいずれかに属することができれば、その強みを持ち味にして今後もグローバル社会の荒波をくぐり抜けられる可能性は高いでしょう。

 とはいえ、そうやって強みを誇れる優秀なビジネスパーソンはそれほど多くないこともまた事実です。実際のところは「悲しいことに自分は『フォロワー』にしかなれそうにない」という人が大半でしょう。

 そんな方のために、どうやったらフォロワーから抜け出せるのか、その方策について考えていきたいと思います。

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杉山嘉信(すぎやま・よしのぶ) 

1974年、兵庫県生まれ。34歳のとき、外資系企業での管理職ポジションを辞してシンガポールに移住。現在は、シンガポールで年間約600社にコンサルティングサービスを提供し、企業の経営者、実務担当者と毎日のように海外経営戦略について話をしている。米国公認会計士、通関士。
http://www.facebook.com/sugisg3


ぼくは日本を辞めてシンガポールで働くことにした

日本での外資企業勤務経験を経て2008年にシンガポールに渡り、現在は彼の地で財務のコンサルティング業務に携わる杉山嘉信氏に、日本の“外”で起こっている現状を伝えていただく。今後6回にわたり、あなたのキャリアを見つめ直すヒントとなる情報をお届けしたい。

「ぼくは日本を辞めてシンガポールで働くことにした」

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