米マイクロソフトは23日発表した7-9月期(第1四半期)決算について、クラウドコンピューティング事業が引き続き好調で力強い利益の伸びにつながったと述べた。1株利益は1.38ドル(前年同期は1.14ドル)。ファクトセットがまとめたアナリスト予想は1.24ドルだった。売上高は13.6%増の330億6000万ドルで、市場予想を上回った。サティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)がクラウドコンピューティングに注力したことなどが増益につながった。クラウドサービス「Azure(アジュール)」や統合ソフト「Office(オフィス)365」などを含む商業用クラウド事業の売上高は36%増の116億ドルと、過去最高を記録した。