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復興通信 被災地のいま

【新連載】震災から1年半、陸前高田のいま
震災の記憶の風化が進むなら
こちらから情報発信を仕掛ける
――岩手県陸前高田市 久保田崇副市長

【第1回】 2012年8月24日
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被災地ボランティアから
陸前高田市の副市長へ

 人口約2万4000名中死亡者約1700名、病院、市役所、学校など全壊多数――。奇跡の一本松でも知られる岩手県陸前高田市は、津波に襲われたなかでも、もっとも被害の大きかった地域の一つです(航空写真参照)。

 私は東日本大震災の大津波で壊滅的な被害を受けた、陸前高田市の副市長を務めています。前職は内閣府の官僚で、10年間霞が関で働いてきました。大震災後に休暇を取ってボランティアに入ったのが縁で、同市の戸羽太市長から「陸前高田のために力を貸してほしい」と言われ、悩みながらも「自分の国での経験が少しでも被災地のお役に立てるのであれば」とお引き受けすることにし、2011年8月より副市長として赴任することになりました。

 本稿では、私の経験したことを元に、復興への課題と現状をお伝えします。

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東日本大震災から1年半が経ち、被災地の報道・情報は極端に少なくなってきている。これが絆を誓い合った日本の姿なのだろうか。情報やニュースが少なくなれば、復興は順調に進んでいると思いがちだが、それは事実を確認したうえでは判断ではない。大震災の記憶を風化させず、被災地に思いを致すために、現地から被災地のいまの姿をレポートとしてもらう。

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