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問題解決のためのコンサルタント脳のつくり方
【第5回】 2008年1月7日
著者・コラム紹介バックナンバー
塩野 誠 [コンサルタント]

フレームワーク分析で、モレなくダブリなく原因追求
情報分析力の高め方 PART(5)

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 効率的に分析を行っていくためには、経営の基本的なフレームワーク(型)を頭にインストールしておくべきです。これらのフレームワークは経営学の先人達が考え出し、今まで生き残ってきたものなので、覚えておいて損はありません。

 これから説明する3Cや4Pは最低限の基本的なフレームワークであり、まずはそのフレームワークで軸を考えると分析が進みます。

 歌舞伎役者の言葉に、「型を知れ、そうすれば型破りになれるから」というものがあります。なぜ、フレームワークを頭に入れておくべきかというと、軸をゼロから自分で考え出して、モレがなくダブリがないように、つまりMECE(ミッシー)にブレークダウンしていくよりやさしいからです。

 何もフレームワークを持っていない人に「自由にやっていいから」というと、ほとんどの人は自由の刑に処されてしまい動くことができなくなってしまいます。まずはフレームワークを使って型を考えてから、より詳細な軸にブレークダウンするというパターンを自分のものにしましょう。

◎3Cのフレームワーク
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※自社の能力という意味でCompanyではなく
Capabilityという場合もある

 経営分析の基本となるのが、3Cのフレームワークです。企業をみたら、まず3C。どんな顧客(Customer)なのか?競合(Competitor)はどこなのか?自社(Company)の強みは何なのか? まさに基本です。

◎4Pのフレームワーク
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 次はマーケティングの4Pです。顧客に対してモノやサービスを販売する際に検討すべき軸です。いつでも頭に入れておいて、目の前のモノやサービスについてこの「軸」で説明できるようにしましょう。

 そして、経営学では必ず出てくるハーバード大学ビジネススクールのマイケル・ポーター教授の「5つの競争要因」(ファイブフォース)です。「業界構造」という軸で考えたときに、どんなプレイヤーが存在するのかが表されています。ぜひ頭に入れておきましょう。

◎5つの競争要因(5 Forces Analysis)
出所:『競争の戦略[新訂]』P18より M.E.ポーター著 ダイヤモンド社
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塩野 誠 [コンサルタント]

1975年生まれ。シティバンク銀行、ゴールドマン・サックス証券、べイン&カンパニー等で事業戦略の立案や実行、M&A・投資業務等を担当。現在は非営利団体である企業価値戦略研究会に所属。その活動とともにコンサルタントとして国内外の企業に対し幅広い提言と講演を行っている。


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