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今の働き方が「しんどい」と思ったときの がんばらない技術
【第1回】 2012年10月5日
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西多昌規 [精神科医・医学博士]

小さい頃から「がんばり屋さん」
と呼ばれていませんでしたか

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「がんばらない技術」とは、つまりあなたの中の「完全主義」を手ばなすことです。「完全」にすることに縛られ、心がヘトヘトになってしまっていませんか?精神科医・医学博士の著者が、そんなあなたの「マイナスの完全主義」を、心もカラダも健康的になれる「プラスの完全主義」にする簡単な方法を解説していきます。第1回では、まずあなたの中の「完全主義」を分析し、どうすれば心がラクになるか考えていきましょう。

気がつくと、いつも最後まで
会社に残っているあなたへ

 「部下や同僚に仕事を任せることができない」
 「やってもやっても仕事が終わらない」
 「やりかけの仕事があると不安で落ち着かない」
 「いつも『時間が足りない』と思っている」
 「やらなきゃと思いつつ、つい『先延ばし』にしてしまう」
 「捨てられないものがたくさんあり、結局片づかない」

  さて、あなたはいくつ当てはまりましたか?
  ひとつでも自分に当てはまるな、と思った人に質問です。
  あなたは小さい頃から「がんばり屋さん」と呼ばれて育ち、
  何事も100%の力でやらなければいけない、
  完全にやり遂げなければならない、
  完璧に仕上げなければ意味がない

  と思っていないでしょうか?

 世間ではそういう人のことを「完全主義」と呼びますが、この完全主義の定義とは、「自分自身や周囲を評価するときに、過剰なまでに完全性を求めること」です。

 そう、あまりいい意味には用いられないことが多いようです。

 先に言っておきますが、常に100%の力でがんばり過ぎてしまう「完全主義」の人すべてが悪者だと言っているわけではありません。

 悪いのは、自分の心がしんどくなるまで「完全」に捉われてしまう「マイナスの完全主義」だけです。しかし、この完全主義は簡単な思考の転換で、健康的で成果の出せる「プラスの完全主義」に変えることができる、と言ったらあなたは驚かれるでしょうか?

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西多昌規 [精神科医・医学博士]

1970年石川県生まれ。1996年、東京医科歯科大学卒業。 国立精神・神経医療研究センター、ハーバード・メディカル・スクール研究員などを経て、現在、自治医科大学・講師。日本精神神経学会専門医、睡眠医療認定医など、資格多数。スリープクリニック銀座でも診療を行うほか、企業産業医としての活動も行っている。 著書に、『「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本』『「月曜日がゆううつ」になったら読む本』(共に大和書房)、『「器が小さい人」にならないための50の行動』(草思社)、『「テンパらない」技術』(PHP文庫)など多数。


今の働き方が「しんどい」と思ったときの がんばらない技術

「部下や同僚に仕事を任せることができない」「やってもやっても仕事が終わらない」「気づくと、いつも最後まで会社に残っている」……以上の中でひとつでも当てはまるものがあれば、あなたは「マイナスの完全主義」に支配されている可能性があります。本連載では、そんな「しんどい」マイナスの完全主義を、成果の出せる「プラスの完全主義」に変える方法をご紹介していきます。

「今の働き方が「しんどい」と思ったときの がんばらない技術」

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