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デジタル流行通信 戸田覚

ビジネス用インクジェットプリンタが、不況に悩む企業を救う?

戸田 覚 [ビジネス書作家]
【第67回】 2009年3月9日
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HP Officejet Pro L7590 All-in-One
「HP Officejet Pro L7590 All-in-One」は、3万円台半ばの複合機で、ビジネス用インクジェットとしては高性能モデルに入る人気商品。

 最近、プリンタメーカー各社が力を入れているのが、「ビジネス用のインクジェットプリンタ」だ。

 ご存じのように、これまでも家庭ではインクジェットプリンタを普通に使ってきた。実は、SOHOなどの小規模なオフィスでも、インクジェットプリンターを使っているケースがまま見られたのだ。

 そこで登場したのが、ビジネス向けのインクジェットプリンタだ。機種によっても異なるが、インクが4色になるなど、写真印刷機能にはさほどこだわっていない。

 代わりに大容量のインクカートリッジを搭載し、紙もたくさんセットできる。黒インクを顔料にするなどして、出力後の耐久性を向上するなど、まさに“仕事向き”の機能を充実しているのだ。気になる価格は、1万円台からとかなり買い易くなっている。

 それでは、これをレーザープリンタと比べた場合、どちらを購入する方が得なのだろうか? 

 今回は、日本ヒューレット・パッカードの関係者にお話をうかがった。

 まず気になるのが、ランニングコストだ。プリンタごとに印刷コストが発表されているのだが、レーザーとインクジェットでは算出のための印刷見本が違うので、カタログを見ただけでは比較できない。

 「機種にもよりますが、だいたい4~5割はインクジェットの方が安くなります」と説明するのは、日本ヒューレット・パッカード イメージング・プリンティング事業統括 コンシューマビジネス本部 コンシューマ・SMBマーケティング部の徳永信幸部長である。

 ただでさえ“大不況まっただ中”の昨今だけに、ビジネス・ユーザーにとって、これは見逃せないポイントだろう。

インクジェットとレーザーの「消費電力」比較表

 さらに、分母が微々たるものだが、「電気代もインクジェットの方が安い」という。レーザーは、熱を加えてトナーを定着させているので、当然電気をたくさん消費するのだ(比較表を参照)。

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戸田 覚[ビジネス書作家]

1963年東京生まれ。ビジネス書作家、コンサルタント。株式会社アバンギャルド、有限会社戸田覚事務所代表取締役。ハイテク、パソコン、成功する営業のコツ、新商品開発、新事業開発といったテーマを中心に、執筆、出版プロデュース、講演、コンサルティングに携わる。ビジネス誌、パソコン誌、情報関連雑誌をはじめとして多数の連載を抱える。
著書に『あのヒット商品のナマ企画書が見たい!』『プレゼンの極意を盗め!』(以上、ダイヤモンド社)、『すごい人のすごい企画書』(PHP研究所)、『仕事で使える!クラウド超入門』(青春出版社)、『LinkedIn人脈活用術』(東洋経済新報社)など多数がある。
著者ブログ:http://www.toda-j.com/weblog/
株式会社アバンギャルドHP:http://www.avant-garde.jp/


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