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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男の自信を失くす前に…
日本人がなりやすいEDと食生活との関係

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第11回】 2012年10月15日
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 人生の目的は「健康体になること」ではない。ましてや、毎日の食事は「健康になるために」しているわけでもない。だから、忙しいビジネスマンにとっては、“食事は二の次”になりやすい。ちょっとくらい太っていたって、ちょっとくらい血液検査の結果が悪くたって、「でも、好きなもの食べたいし」と気にしない人の方が多いくらいだろう。だけど、食生活が“男の自信”に関わってくるとしたら?無関心でい続けられるだろうか?気持ちだけでは乗り越えられない壁にぶちあたったとき、日々の食事はいつもあなたを支えてくれるものになる。

「そういうときもある」と野放しにしていないか
EDは精神的な要素が大きな原因に

 日本人はまじめで、メンタル的にEDになりやすい、と言われているが、クライアントと話していても、EDにはやはり精神的な要素が大きいと感じる。同時に、パートナーとのセックスレスに悩む女性クライアントの話を聞いていると、「なんでできないの?」「私のこと好きじゃなくなったの?」「なんかおかしいんじゃない。病院に行ったら?」という言葉であったり、無言でいら立った表情をするなど、追い詰める行為が少なくないように思う。こういったことが続けば、できるものもできなくなってしまうのは自然なこと。

 女性がパートナーをサポートするのであれば、精力がつきそうな料理を並べたり、セクシーな格好をするより、ただその日の疲れをちょっとしたマッサージで癒してあげたり、優しく受け入れる方が有効かもしれない。

 でも、当の本人にしかどうにもできない部分もある。1年以上セックスレスなのにもかかわらず、「そういうときもあるから」と病院で検査したり、薬を飲むことに強く抵抗する男性が多いのも事実。なんとかなる、いざというときにはできるはずだ、と思いたい気持ちもわかるし、実際、そういうこともある。でも、セックスは、気持ちが若返ったり、パートナーとの関係が良好になったり、生活にハリが出る、やる気がみなぎる、など、生活面や仕事面への好影響も与えるものだ。

 だから、病院に行ったり、薬に頼るのがイヤな時には、自分の食べているものと身体に少し目を向けてほしい。特に、同時に肥満傾向にあったり、慢性的な肩こりや高血圧、糖尿病などが見られるのであれば、食事が大きな薬になるかもしれない。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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