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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

中高年男性が実年齢より若返る「更年期の食生活」
頭痛や肩こり・腰痛は食事で改善できる!?

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第9回】 2012年9月18日
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更年期障害は女性だけのものではない

 職場の女性の機嫌が悪かったり、パートナーの女性がちょっとしたことで怒ったりしたとき、心の中で「もしかして、今、生理中!?」と思ったことがある男性は多いかもしれない。確かに、毎月の月経に深く関わっている女性ホルモンは、感情にも影響を与える。

 でも、ホルモンによる影響は女性だけのものではない。ホルモンは、男性にとっても、メンタル面と肉体面、その両方に大きく関係している。たとえば、男性ホルモン・テストロテンは生きる活力や仕事のやる気とも関係しているし、精力の維持にも必要不可欠なものだ。

 そして、最近増えている男性の更年期障害も、ホルモンの影響によるところが大きい。そもそも、更年期とはその時期を表す言葉で、その時に起こる不調を更年期症状、日常生活が困難になるほどの症状を更年期障害という。女性における更年期は、卵巣の働きが衰えて女性ホルモンが減り、生理不順になって、なくなっていく時期をさす。男性の場合には、加齢と共に性ホルモンの分泌が少なくなってくる期間。だが、生理がない男性は、身体の中で起きているその変化に気づきにくいかもしれない。

 ホルモンバランスが乱れると、頭痛、肩こり、腰痛、動悸、冷え、発汗、不眠など、さまざまな不定愁訴が現れるが、その症状のひとつひとつは、「いつものこと」と見落としがちだ。いつもはしないようなことでイライラしたり、不安を感じたり、感情の起伏が激しくなるなど、精神的な症状として表れることもあり、「もしかして、うつ…」と人知れず心配をしている人もいるかもしれない。

 また、そのような症状がなくても、骨量が減少する、太りやすくなる、悪玉コレステロールや中性脂肪の量が増えやすくなるなど、ホルモンバランスが乱れることによって、生活習慣病のリスクが高まっていることを忘れてはいけない。若いときと変わらない生活、仕事のやり方、食べ方をすることで「年をとっていない」と思いたいときもあるが、それぞれ、ステージにあった方法に変えていくことで、むしろ、実年齢より若い見た目と体内年齢を手に入れられるように思う。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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