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健康不安を放置しない!最新治療&予防法

[ED(勃起不全)]
潜在患者1130万人
ニセ薬より外来受診を

--週刊ダイヤモンド編集部--
【第5回】

 思い切って、泌尿器科の外来を受診した。最近、男性としての機能に自信が持てないからだ。

 診察室に入ると、事前に記入した問診票を見ながら、先生が穏やかに質問を始める。

 「どんなお仕事でしたっけ。最近は忙しいですか?」
 「イライラするとか、眠れないとか、ストレスを感じることは多いですか?」
 「お酒は週にどのぐらい飲む?」

 もちろん勃起や陰茎の状態についても聞かれた。

 「朝勃ちはありますか?」
 「中折れしてしまう?」
 「いつ頃からか覚えてます?」

「意外とあっけなかった」と
拍子抜けする人も

 さらに、病歴や服用薬について問われ、10分程度で終わった。ズボンを下げる必要もなく、ほっとした。無事ED(勃起不全)薬を手に入れ、あとは効果を期待するのみ……。

 男性にとって、EDで病院に行くことのハードルは高い。状況を詳細に聞かれるからだ。女性の看護師がいたら、恥ずかしくもある。だが、実際に受診してみると、前述のようなやりとりに加え、場合によっては血液検査や心電図などの検査が行なわれるものの、「意外とあっけなかった」と拍子抜けする人が多い。それでも、踏み切れぬ人がおおかたであろう。

 日本では40歳以上の約半数がEDになっていると見られ、潜在的な患者数は1130万人と推計されている。

 原因はさまざまだ。加齢や多量の飲酒、喫煙、高血圧などの生活習慣病などはよくある。糖尿病患者なら、約3割がEDを発症する。若者には心因性も多い。30代以下で、自慰やパートナーが変わった場合には十分な勃起が得られる、といったケースだ。

 「勃起障害の発現状況、罹患期間、性歴などを問診で聞けば、原因のかなりの部分を的確に推定できる」(丸茂健・東京歯科大学市川総合病院教授)

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週刊ダイヤモンド編集部


早く見つけて、早く手を打てば、病気だって恐れ過ぎることはない。「週刊ダイヤモンド」が、症状別の最新対処法を日々多忙のビジネスマンにおくる。


健康不安を放置しない!最新治療&予防法

毎日の忙しさの中で、体の不調をついそのままにしていませんか?ちょっとした症状が実は重要な「サイン」だったという例は数多くあります。病気になってから治療するのは“のどが渇いてから井戸を掘る”ほどの手遅れ、という医師もいるくらい早めの対処は大切。本連載は働き盛りのビジネスマンが知っておくべき病気の最新常識です。

「健康不安を放置しない!最新治療&予防法」

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