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吉崎誠二が解説「モテるマンションの条件」

超人気エリアの中古マンションを賢く購入する方法
ネットだけでなく知人・友人ネットワークを賢く利用

吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]
【第2回】 2012年11月22日
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 前回は西麻布に建築予定の豪華新築マンションを取り上げた。

 高額物件だけに、建物・立地だけで当然“モテ”物件だと言う声もあるだろうが、照明や間取りなどかなり工夫が凝らされている物件だった。

 前回の連載を読んだ知人から、「新築は高いよ。庶民には、なかなか手が出ないな」という声があった。

 「ローン審査が通れば、リセール(中古物件として売却する)時の値段下落が少ない、うまくいけば、価格は上昇するだろうから、損はないと思うよ」

 そう答えたが、彼は首をかしげた。

 どうも“新築は割高”だと思っているらしい(この知人だけかもしれないが)。

 実際に郊外の新築マンションなどは、同じエリアにある中古物件に比べて割高感があることは否めない。

 しかし、人気エリアの中古物件は、それほど割安感はない。

 それどころか、前回掲載したような超人気エリアでは、販売時よりも高く売り出されていることも珍しくなく、ヴィンテージマンションと呼ばれる物件では、「築30年近いのに、こんな価格がついている!」と驚く人も多いという。

 そしてさらに、“モテ”エリアのマンションは、そもそも売り出し物件がなかなか表に出てこない。

 なぜ? は後ほど述べるとして、まず各中古物件流通企業のサイトを検索してみる。

 すると、超人気エリアでは、次に伸べるような物件が目に付く。

人気エリアの中古公開物件の4大特徴

(1)とても庶民には手が出ない超高額物件

 分譲時は数億円であろう物件で、さすがにこうした物件は、新築時価格よりはずいぶん安く価格設定されているが、それでも高額だ。

 しかし、どんな人が住んでいて、どんな理由で手放すのだろう、と興味が沸く物件ではある。お時間のある人は、興味本位で内覧に行くのもおもしろいだろう。

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吉崎誠二 [ディー・サイン不動産研究所所長、不動産エコノミスト]


早稲田大学大学院ファイナンス研究科修了。立教大学博士前期課程修了。船井総合研究所上席コンサルタント・Real Estateビジネスチーム責任者を経て、現在、ディー・サイン不動産研究所所長に就任。不動産関連企業・ハウスメーカー・設備関連メーカーなどを中心にコンサルティングを行う傍ら、不動産エコノミストとしてデータ分析、一般・投資家・企業向けの講演を多数行う。著書に『2020年の住宅・不動産市場』(朝日新聞出版)『「消費マンション」を買う人 「資産マンション」を選べる人』(青春出版社)など9冊。連載はダイヤモンド・オンラインをはじめ、各種媒体に月間6本を担当。オフィシャルサイト&ブログ http://yoshizakiseiji.com/blog/

 


吉崎誠二が解説「モテるマンションの条件」

マンションに住むなら、同僚に自慢したい、ホームパーティを企画したい、と思えるような物件に住みたいものだ。しかし、そういう基準でマンションを選んでいくと、どうしても高級住宅地の高価格物件に行き着いてしまう。しかし、他人に自慢したいマンションは、必ずしも高級住宅地にある高価格物件であるとはかぎらない。そこそこの人気エリアで、それほど高くなく、気の利いた良いマンションは、探せばあるものだ。本連載では、そうした“自慢したいマンション”を「モテマンション」と定義。主に都内で、いかに「モテマンション」を見つけるかを追求していく。

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