マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力Photo:PIXTA

元マッキンゼーで、現在は経営者へのエグゼクティブコーチング、人材戦略コンサルティングを行う大嶋祥誉氏が、新刊書『マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力』を上梓。本書からの抜粋で、状況を突破するための最強の問題解決法「問い」思考について紹介していく。

すべての仕事を
「問い」からはじめよう

 コーチとして世界的に有名なアンソニー・ロビンズは、「質の高い質問が、人生の質を決める」と言っていますが、すべては良い「問い」で決まると言っても過言ではありません。

 問うことで、

・自分の思い込み
・仕事の本質
・相手の前提

 に迫ることができれば、仕事はより速く進むうえ、ワンランク上の成果につながります。さらに仕事が核心に迫るものとなり、仕事自体が魅力的なものとなります。

 今回は「仕事」で「問い」を使う具体的な方法について、紹介していきましょう。