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美容業界の中古品売買で“殴り込み”
業界最大手の通信販売サイトに急成長
ビューティガレージ社長兼CEO 野村秀輝

週刊ダイヤモンド編集部
【第215回】 2012年12月6日
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Photo by Naoyoshi Goto

 日本全国に35万軒ほどある美容院や理髪店。そんな街のサロン経営者たちをサポートする“正義の味方”と公言するベンチャー企業がある。

 ビューティガレージは、美容業界で働くプロ向けの日本最大の通信販売サイト(会員15万2000社)を運営している。シャンプーやワックスなど消耗品から、椅子や鏡、専用機器まで約30万点超の商品を格安で、クリック一つで仕入れられる。

 また全国12のショールームでは、閉店や改装のため不要になったサロン用の椅子や棚などを買い取っては、修理やメンテナンスをした上で、格安で中古販売をしている。

 驚くべきことだが、彼らが登場するまで、美容業界では「高価な新品」を購入するのが当たり前だった。大手老舗メーカーが業界団体をしっかりと押さえて、専門のディーラーを通して買うのが唯一無二の選択肢だったからだ。

 例えば理髪店で使うバーバー椅子は、かつて1台100万円とクルマ並みのお値段。美容院のカット用なら1台20万~30万円する高額商品にもかかわらず、中古市場は皆無だった。

 「多くの美容師は開業資金に悩んで、高額のローンを組んでいた」。2003年、同社はインターネットで安い中古品を売買するアイデアを実現すべく誕生した。

 しかし、いざ開業すると、そこには業界の猛烈な抵抗が待っていた。

「痛い目に遭うよ」
業界圧力に屈せず中古品集めに奔走

 野村秀輝は大学卒業後、12年間にわたり広告会社に勤務。02年には、マーケティング会社を設立して独立していた。

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