超円安・値上げで家計危機の今、「米国株投資」が救世主になり得る理由Photo:PIXTA

20年ぶりに「1ドル=130円」を突破し、円安に歯止めがかからない状況が続く昨今。円安による輸入コストの増加で、食材高騰など、生活に不安を感じている方も多いはず。そこで、新刊『これだけやれば大丈夫! お金の不安がなくなる資産形成1年生』を著した、元銀行員で資産運用YouTuberの小林亮平氏が、この歴史的な円安を乗り切る投資術を解説してくれた。

2022年、歴史的な「超円安」が止まらない

ドコモとNTTデータが稼ぎ頭にGoogle Finance「USD / JPY」より引用。対象期間は2022年1月1日~6月25日 拡大画像表示

 上記は日本円と米ドルの為替相場ですが、2022年に入ってから激しく動いていることが分かります。

 年初来の1ドル=115円台から、本記事を執筆している6月25日時点で1ドル=135円台と、大幅に円安が進みました。

 背景には、日米の金利差拡大があります。