タクシーアプリ「GO」はサービス開始から2年で累計ダウンロード1000万を突破した。CMでビジネスパーソン役を演じているのは竹野内豊さんタクシーアプリ「GO」はサービス開始から2年で累計ダウンロード1000万を突破した。CMでビジネスパーソン役を演じているのは竹野内豊さん

タクシーによく乗るなら、タクシー配車アプリを使わないという手はない。現在、日本でもっとも高いシェアを誇るのが「GO」だ。筆者も「GO」のヘビーユーザーの一人である。11月16日、「GOプレミアム」というGOの新サービスがリリースされた。リリース当日に試乗する機会が得られたのでそのレポートと、ビジネスシーンにおいて「GO」でタクシーを呼ぶ際にお勧めのTipsも紹介しよう。(ITライター 柳谷智宣)

 皆さんは、ビジネスシーンでの移動はどうしているだろうか。もちろん、若い頃は当たり前に電車と徒歩だったが、年を取って体力がなくなると長距離を歩くのが苦痛になってきた。アポイント先にたどり着いた時点で疲れていては、良い仕事ができない。それに近年のコロナ禍で、満員電車に乗るのはリスキーでもある。

 ……そんな言い訳で、筆者は毎日のようにタクシーを利用している。自家用車を持たない代わりに、必要なシチュエーションであれば、迷わずタクシーで時間と体力を買うようにしているのだ。

 以前なら流しのタクシーを捕まえたり、乗り場に並んだりしていたところだが、この数年ですっかりタクシーの乗り方が変わった。タクシー配車アプリを使うようになったのだ。中でも、ダウンロード数1000万以上、タクシーアプリでシェアトップの「GO」を使う頻度は高い。ビジネスパーソン役の竹野内豊さんが「どうする?GOする!」と言うCMを見かけた人は多いだろう。

「GO」アプリは現在、全国38都道府県で使える

「GO」は株式会社Mobility Technologiesが開発・運営しているタクシー配車アプリだ。2020年に「MOV」と「JapanTaxi」という2つのアプリが統合され、「GO」と名称が変わった。2022年11月には高知県でサービスの提供が開始され、全国38都道府県で「GO」が利用できるようになった。

 使い方は簡単。ユーザーはスマホアプリで自分のいる場所を指定すれば、そこにタクシーを呼べるので、手軽に素早く乗車できるのが特徴。昔のように近くのタクシー会社に片っ端から電話する、という手間は不要になっているのだ。行き先もGOアプリに入力しておけるので、タクシー運転手に行き先を伝える必要がない(タクシーのカーナビに自動的に行き先が表示される)。