水際措置の大幅緩和で外国人労働者は今後も増加、企業も人材戦略の転換を

日本における外国人労働者数

日本における外国人労働者数　出所：厚生労働省「外国人雇用状況」の届け出状況まとめ（2021年10月末現在）

　2022年の10月から入国管理の水際措置が大幅に緩和され、訪日外国人が増えている。外国との人の往来が活発になり注目されるのは、日本における外国人労働者数の動向だ。

　21年10月末現在の外国人労働者数は約173万人、うち約58万人が永住者や日本人配偶者などの身分に基づく在留資格を持つもので、専門的・技術的分野の約39万人、技能実習生の約35万人が、これに続く。