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中国語ができなくても大丈夫 野口悠紀雄の中国経済統計「超」読解法

インターネットで中国語を学ぶ

野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]
【第12回】 2013年2月7日
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 この連載では、これまで、日本人には漢字が読めることを利用して、中国の統計を読み、中国経済の動向を探ることを行なってきた。

 この作業はこれからも続けるが、中国語そのものが理解できるようになれば、統計を読むのもさらに楽になる。そこで今回は、本筋の作業からは少し離れて、中国語そのものの学習について述べることとしよう。

インターネット上に
優れた学習用サイトがある

 中国語に限らず、外国語の学習一般について、インターネットが果たしうる役割はきわめて大きい。スマートフォンが利用できるようになって、それがさらに顕著になった。

 一昔前までの外国語学習は、学校で習ったり語学学校に行くのでなければ、書籍やラジオ・テレビの語学講座などに頼らざるをえなかった。しかし、書籍では発音が不十分にしか分からないし、ラジオ・テレビ講座では、自分の進捗度に合わせた学習ができない。また、何度も繰り返し学習するには、録音・録画する必要があった。

 録音テープやCD-ROMが使えるようになって、これらの問題はかなり克服されてきた。しかし、費用がかかるし、自宅外での学習には、プレーヤーを持ち歩かなければならないなどの問題もあった。

 インターネットが利用できるようになって、外国語学習の条件が飛躍的に改善された。さまざまの学習用音源や無料の語学講座などが、インターネット上に提供されるようになってきたからである。

 しかも、スマートフォンを用いれば、どこにいてもインターネットに接続できるので、学習の可能性が大きく広がった。イヤフォーンを使えば、満員電車の中でも簡単に聞ける。通勤時間帯は他にすることがないから、外国語の学習に専念できる。これまでは無駄に使っていた通勤時間帯を、語学学習のためのゴールデンタイムに変えることができるのである。こうした可能性を利用するかどうかで、数年後の仕事力には、大きな差がつくことになるだろう。

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野口悠紀雄 [早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問]

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ファイナンス総合研究所顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』等、最新刊に『仮想通貨革命』がある。野口悠紀雄ホームページ

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中国語ができなくても大丈夫 野口悠紀雄の中国経済統計「超」読解法

多くの日本企業が中国関連事業を将来の事業計画の中核に据えている。したがって、中国に関する情報の入手はこれからのビジネスマンにとって重要な課題だ。本連載では、中国語ができなくても、中国語で中国の情報を収集するノウハウを提供する。 

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