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「仕事」に使える数学
【第2回】 2013年2月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
深沢真太郎 [ビジネス数学の専門家/教育コンサルタント]

なぜ、私は企業研修で「算数」の問題を出すのか?

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恋の勝者は、はたしてどちら?

 こんにちは。『「仕事」に使える数学』著者のビジネス数学コンサルタント、深沢真太郎です。唐突ですが、今回は恋愛の話から入りたいと思います。

 ある男性Aさんはデートを重ね、相手の気持ちを探りつつ、少しずつ距離を縮めていくタイプ。一方の男性Bさんの口癖は「とりあえずお付き合いしましょう!何かギャップや問題があれば、ボクがそのつど、埋めるよう努力しますから」
 さて、この2人が同じ女性にアプローチしたとすると、どちらが「恋人」のポジションを獲得する可能性が高いでしょうか。

 突然、質問を投げかけておいて恐縮ですが、正解はありません。だって、人それぞれ好みやペースってものがありますからね。でも、この2人の考え方には大きな違いがあります。一方は丁寧に段取りを守り、順を追ってゴールを目指す。もう一方は……なんだか少々強引ですね。 

 前置きが長くなりましたが、ここからが本題。これがビジネスの話となると、実は正解が存在します。はたして、どちらでしょうか。

なぜ、私は企業研修で「算数」の問題を出すのか?

 次の問題は、私がビジネスパーソンに対して企業研修を行なう際に、事前課題として出題する問題の一例です。

<問題>
 1袋3個入りの大福と、1袋5個入りのパンを合わせて計6袋購入した。購入した大福とパンの合計数は26個だった。
 大福とパンは、それぞれ何袋ずつ購入したことになるか説明せよ。

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深沢真太郎 [ビジネス数学の専門家/教育コンサルタント]

ビジネスパーソンの思考力や数字力を鍛える「ビジネス数学」を提唱し人財育成に従事。

この分野では第一人者として圧倒的な実績と指導力を持つ教育コンサルタント。
これまで延べ5000名以上の指導経験を持ち、「中学生に伝えるつもりで」を信念とする面倒見のよいキャラクターと丁寧な指導技術は多くの研修担当者に「この人でなければできない研修」「なぜ、こんなにわかりやすいのか不思議」と評される。
さまざまな大手企業の人財育成をサポートしており、大学やビジネススクールで担当した講義は100%リピート依頼がくる超人気講師でもある。
主な著書に『「仕事」に使える数学』(ダイヤモンド社)、『数学女子智香が教える 仕事で数字を使うって、こういうことです。』(日本実業出版社)など多数。一部は中国・台湾・韓国などでも翻訳され多くのビジネスパーソンに読まれている。
公益財団法人日本数学検定協会「ビジネス数学検定」1級AAAは国内最上位。
BMコンサルティング株式会社代表取締役/理学修士(数学)/多摩大学非常勤講師

「仕事」に使える数学

「数学なんて何の役に立つの?結局、仕事には必要ないよね?」――この長年の疑問を解消しましょう。そもそも、学校の先生はビジネスに役立てるための指導をしませんから、このような疑問が生まれるのは実は当然のことなのです。問題なのは、その疑問が解消されずに苦手意識を持ったまま数学とはオサラバしてしまうこと。ビジネスパーソンになった「いま」だから納得できる、「仕事」のスキルと数学の関係についてご紹介します。

「「仕事」に使える数学」

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