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不機嫌な就活 辻太一朗

テクニックのある・なしが内定力を左右する!?
激増する「就活塾」繁栄の裏にあるもの

辻太一朗 [大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(DSS)代表]
【第9回】 2013年2月20日
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「就活塾」がこの数年で激増
関東圏だけで50以上に

 就職を希望する大学生にとって、内定を取ることは極めて重要です。それも、できるだけ行きたい会社の内定が欲しいと思うのが当たり前です。そこで、どの大学でも以前に比べるとキャリアセンターを充実させています。また、カリキュラムとして単位取得できるような「キャリアプログラム」を持っている大学も数多くあります。

 最近はそれだけでなく、就職をサポートする塾も数多くできています。ネットで「就活塾」というキーワードで検索すると、数多くの就活塾が表示されます。数年前には10を下回るような数でしたが、現在では関東圏だけでも50を超える就活塾があるようです。

 ある就活塾のサイトを覗いてみると、様々なコースがありますが、中心のコースが以下のようなものでした。費用は15万円程度です。

 内容を見ると、きっちりしたカリキュラムのように感じられます。数年の間に、塾の数が数倍に膨れ上がった実態から考えると、一定の効果があるのでしょう。またそれと同時に、就職活動をする学生の中で、このような塾を活用する必要を感じている人が増えてきているということは間違いありません。

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辻太一朗 [大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(DSS)代表]

1984年に京都大学を卒業後、(株)リクルートに入社。人事部で採用活動を担当し、延1万人を超える学生を面接する。その後、採用コンサルティング&アウトソーシングを事業内容とする(株)アイジャストを設立。毎年100社以上の採用コンサルティングを手がける。2006年にリンクアンドモチベーションとの資本提携後、同社の役員を兼務。2010年にグロウスアイを設立し、企業・教育機関へのコンサルティング、就業力を高めるコンサルティングを展開。2011年、NPO法人「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会」を設立。著書に「面接官の本音シリーズ」、「採用力のある面接」、「就活革命」、「辻式 就職面接内定メソッド」などがある。「カンブリア宮殿」などの報道番組の出演経験あり。


不機嫌な就活 辻太一朗

学生が「就職難」にあえぐ昨今。企業側は「よい学生がいない」と嘆いている。このように学生と企業がすれ違うのは、学生の質の低下だけが理由ではない。「就職活動」そのものに問題があるためだ。この連載では、学生・企業・大学の三者の間で起こる就職活動にまつわる勘違い、ねじれを指摘していく。 

「不機嫌な就活 辻太一朗」

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