ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
社長! 「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ!
【第5回】 2013年2月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
井ノ上陽一

「いかに利回りを高めるか」。
それが株式会社の本質

1
nextpage

前回の連載では、会社経営を支える3つの数字、「お金・会計・税金」のお話をいたしました。さて本日は、少し視点をずらして、会社経営のもっと深いところにある「株式会社の本質」に触れてみたいと思います。本日のキーワードは、「元手」「資本金」「総資本利益率」です。

「いくらの元手で、いくら利益を出したか」。
実はここが重要!

前回の連載では、会社経営を支える3つの数字、「お金・会計・税金」のお話をいたしました。この3つの数字の重要性を認識していただけたかと思います。

 さて本日は、少し視点をずらして、「会社経営」というよりも「会社そのもの」にフォーカスしたいと思います。「株式会社とは何か?」を一緒に考えてみましょう。

 そもそも、なぜ私たちは会社を作るのでしょうか?さまざまな理由があるかと思いますが、例えば「社会に貢献したい」「お金を稼ぎたい」「自由に仕事をしたい」といった理由が考えられます。

 ただ、これらの理由がどうであれ、その事業の成果は数字に表れます。そして、その数字も「いくらの元手で、いくらの利益を出したか」で判断をされます。

 言い換えると、「いくら投資してどれだけ回収できたか、どれだけ儲けがあるか」を見られるわけです。これが株式会社の本質であり、最も重要なポイントです。では、その会社の元手とは何でしょうか。これには2つの考え方があります。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
  • ダイヤモンド・オンライン 関連記事
    借りたら返すな!

    借りたら返すな!

    大久保 圭太 著

    定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2017年7月

    <内容紹介>
    会社がつぶれないためには、会社に「お金」があればいい。つぶれない会社に変わるための「銀行からの調達力を上げる7つのステップ」や「儲ける会社がやっている6つのこと」、「つぶれそうな会社でも、なんとかる方法」などを紹介。晴れの日に傘を借りまくり、雨になったら返さなければいい、最強の財務戦略を指南する。

    本を購入する
    ダイヤモンド社の電子書籍

    (POSデータ調べ、8/6~8/12)



    井ノ上陽一 (いのうえ・よういち)

    「経理業務の効率化」「会計とITの融合」を得意とする税理士。
    大学卒業後、総務省統計局に勤務し、数字の分析手法とITスキルを学ぶ。しかし、「独立して、数字とITで社会貢献したい」という思いから、税理士受験に挑戦。見事合格し、税理士資格を取得。2007年に独立を果たす。
    「経理は難しくない! ひとり社長でもできる! 」をモットーに、ITを駆使した効率の良い経理を経営者に伝えている。目標は、手書き伝票を使う、手間をかけすぎるといった「経理の古い慣習」を変えること。
    業務効率化を得意とし、あるクライアントでは、Excelによる業務管理システムの導入とペーパレス化の推進により、年間240時間分の業務を削減した。
    現在、世界で100人強しかいない「マイクロソフトMVP for Excel」の資格を所持している。
    税理士業務に加えて、セミナー・執筆などを通じて、「数字」「お金」「時間」「IT」に関する悩みを解決し、新しいワークスタイルを提案している。


    社長! 「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ!

    「経理なんてお金にならない」と、思ったことはありませんか? 残念ながら、それは間違いです。あまり知られていないことですが、経理とは「経営管理」の略称であり、経営の舵とりを手助けするものです。イメージとしては、会社の「お金」「会計」「税金」のバランスをとるものだと考えて下さい。営業やビジネスモデルの構築が、経営の「攻め」だとすれば、経理は「守り」 です。本連載を通して、会社の「守り」を固めましょう!

    「社長! 「経理」がわからないと、あなたの会社潰れますよ!」

    ⇒バックナンバー一覧