仕事が多すぎてパニックの人は「取捨選択の順番」を間違えていた写真はイメージです Photo:PIXTA

業務が山積するあまり、「何から手を付けてよいかわからない…」という状況に陥ることはないだろうか。そんなときに限って、努力すればするほど、業務効率が落ちてしまいがちだ。しかし、「3つの手法」でスケジューリングすることで、この問題を一気に解消できる。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)

山積する業務に効く
スケジューリングの方法は3つある

「山積する業務に直面し、あっぷあっぷになって、どれから手を付けてよいかわからない」「一生懸命取り組んでいるのに業務が進捗しない」「業務のやり直しを命じられたり、他の人と重複して実施していたりすることがよくある」…こうした悩みがつきない。

 何とかしたい、と努力すればするほど空回りして業務効率が低下してしまうこともある。このような状況に陥っているメンバーを見て、「何とかしてあげたいが、何をどうしてあげればよいかわからない」と悩むリーダーもいる。

 結局、「経験を積むしかない」「慣れるしかない」「苦しいときこそ成長しているときだ」と自分に言い聞かせたり、相手に助言するしかないという諦念が生まれてしまっている。このように辛抱するしかないのだろうか。

 実は、わずか「3つの手法」でスケジューリングをすれば、この問題は一気に解決できる。山積する業務を完了させやすくなり、業務効率を上げることができる。それも、5分程度で実施できるようになる方法だ。