IT大手のバトルロワイヤル 勝者は消費者ツイッターのオーナーであるイーロン・マスク氏とメタ・プラットフォームズのマーク・ザッカーバーグCEOは金網マッチに同意した。物理的に戦うのは初めてになるかもしれないが、IT企業経営者の争いは今に始まったことではない。WSJのジョアンナ・スターン記者が2人のアクションフィギュアを使って解説する(英語音声、英語字幕あり)Photo Illustration: Kenny Wassus, Preston Jessee

 映画「ロッキー・ザ・ファイナル」で主人公のロッキー・バルボアが言うように、「重要なのはヒット商品をつくることじゃない。億万長者の顔をどれだけ強くヒットできるかだ」。

 億万長者のツイッターオーナー、イーロン・マスク氏と億万長者のメタ・プラットフォームズ最高経営責任者(CEO)マーク・ザッカーバーグ氏は、「金網マッチ」で対決することに(少なくともソーシャルメディア上では)合意した。

 それが本当に実現するかどうかは別として、拳を構える2人の大物経営者という比喩は、現在の巨大IT(情報技術)企業のライバル関係をうまく表している。そうした関係は、新型コロナウイルス禍、ハイテク株の急落、生成人工知能(AI)の登場を経て一段と激しさを増している。