「一粒万倍日に『宝くじ』を行列に並んで買う人」のヤバい特徴・ワースト1ひろゆき氏(撮影:榊智朗)

「一粒万倍日に『宝くじ』を行列に並んで買う人はヤバいです」
そう語るのは、SNSの総フォロワー数は300万人を超え、YouTube動画の月間再生数は3億回を超えるなど、日本中で大ブレイクを巻き起こした、ひろゆき氏。「シンプルな考え方を知れてラクになった」「目からウロコが落ちまくった」と話題を巻き起こした彼の著書『1%の努力』『99%はバイアス』では、「どうすれば影響力を持てるのか?」「口のうまい人がトクする世の中で、どう生きるべきか?」などをマジメに語っている。そんな彼に、この記事では、「考え方」について聞いてみた。(構成/種岡 健)

「宝くじ」を買います?

 あなたは、「宝くじ」を買いますか?

一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」と呼ばれる日には、「『当たる』と言われている宝くじ売り場」に大行列ができるそうです。

 なんでも、銀座の有名な宝くじ売り場では「6時間以上」も並んで買うそうですね。

 こういう行動をする人の「ヤバさ」について語りましょう。

人にあげたほうがマシですよ?

 そもそも「宝くじ」を買うのは愚行の極みです。

 1万円を出して買った時点で、平均で4500円になって戻ってくることが「最初から決まっている」からです。

 その計算ができないのは、かなり頭の悪い行動です。

 そして、その計算ができているのに、さらにお金を出して買っているのは、「私はお金がいりません」と言っているようなものです。

 だったら、そのお金を慈善団体に寄付したほうがいい。

 もしくは、あなたの身近な困っている人にあげてしまったほうが、よっぽど人生が豊かになります

 なぜそんなことすらもできないのか。訳がわかりません。

宝くじは「不勉強の罰金」

 さらに、「一粒万倍日」という何の意味もわからないような開運の話を信じ込んでいることも、かなり頭が悪いです。

 宝くじの「期待値」すらも理解していないのに、なぜか「スピリチュアル的なこと」は信じ込んでしまうからタチが悪い

 1万円が4500円になることには目を瞑り、よくわからない幸運な日ということは信じてしまうのです。

 この「ヤバさ」がわかりますか?

 その極めつけが、「行列に6時間以上も並ぶ」という愚行です。

 6時間アルバイトをすれば、時給1000円なら「6000円」になりますよね。

 この単純な計算が、あなたはちゃんとできますか?

「宝くじを買う」ということは、「私は勉強をしていない」ということへの罰金なのかもしれませんね(笑)。

(本稿は、1%の努力の著者・ひろゆき氏へのインタビューをもとに構成したものです。)

ひろゆき
本名:西村博之
1976年、神奈川県生まれ。東京都に移り、中央大学へと進学。在学中に、アメリカ・アーカンソー州に留学。1999年、インターネットの匿名掲示板「2ちゃんねる」を開設し、管理人になる。2005年、株式会社ニワンゴの取締役管理人に就任し、「ニコニコ動画」を開始。2009年に「2ちゃんねる」の譲渡を発表。2015年、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人に。2019年、「ペンギン村」をリリース。自身のYouTubeチャンネルの登録者数は160万人を突破。生配信の「切り抜き動画」が話題になり、ひと月の総再生回数は3億回を超えた。主な著書に、シリーズ50万部を突破した『1%の努力』『99%はバイアス』(ダイヤモンド社)がある。