3年間、毎日同じTシャツを着続けて人生が変わった男のメリットCourtesy Of @Matt D'Avella(Via Youtube)
*本記事はEsquireからの転載です。

「シンプルな生活をおくってみる」、という実験を行なうと決めた人気YouTuberでミニマリスト(最小限の物だけで暮らすことを目指す人)のマット・ダベラさん。彼がまず取り掛かったのはさらなる断捨離で、大量の衣類を整理することになりました。

 持ち物や不要な思想を極力減らし、必要最小限のモノや人間関係でストレスフリーな生活をおくる人のことを「ミニマリスト」と言います。そんなミニマリストの中には、毎日同じデザインの服を着ることでより豊かな生活をおくっている著名人も多く、スティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグ、オバマ前大統領などがその代表格として挙がるでしょう。

 この“同じ服を着る”というライフスタイルについて、超人気YouTuberのマット・ダベラさんが実際に3年間、毎日同じデザインのTシャツを着続けたことで得た、学びと感じたメリットとは何だったのでしょうか。

3年間、同じ服を着てみた。

 過去1年間着用しなかった衣類から処分を始め、最終的に手元に残したのは、お気に入りのTシャツ数枚とジーンズ数本だけとなりました。「結局、気に入った服ばかり着てきたということです」と、ダベラさんは言います。

着用した衣服「J.CrewのTシャツ」

 朝起きて服を選ぶとき、大抵いつも同じTシャツを探しているということに気づいたダベラさんは、その同じTシャツを何枚もそろえておくことにしました。

 そして、J.Crewで売られているグレーと、チャコールグレーのTシャツを計20枚購入したのです。デートやディナー、そして結婚式などフォーマルな服装が求められる特別な日を除き、ダベラさんは毎日、同じ種類のTシャツで過ごすようになりました。

Tシャツ(ポケットなし)