詰め込み教育で「燃え尽きる子」と「効率よく吸収する子」の決定的な違い写真はイメージです Photo:PIXTA

「効率よく吸収する子=【リスキリング能力】が高い」。そう語るのは、日米で学習塾を経営し25年間で延べ5000名以上のバイリンガルを育成しているTLC for Kids代表の船津徹氏。本記事では子育て世代で話題沸騰中の新刊『「強み」を生み出す育て方』に掲載しきれなかった原稿を独占公開。25年間の塾経営でたどり着いた【詰め込み教育からわが子を守る方法】をお届けする。

「効率よく吸収する子」=リスキリング能力が高い

 2020年から小学校で英語が正式教科となり、プログラミング学習も必修化されました。

「必要なものは小学校で詰め込め!」ということなのでしょうか?

 国語、算数、理科、社会、生活、音楽、図画工作、家庭、体育、道徳の10教科に加えて、英語やプログラミングまで学ばなければなりません。

 さらに「アクティブラーニング」「ロジカルシンキング」「クリティカルシンキング」など「考える力」や「コミュニケーション力」の育成も小学校から取り入れる機運が高まってきていますから、これからの子どもたちは大変です!

 社会の変化によって身につけなければならない新しいスキルが次々と増えていく中、これからの子どもたちに絶対に必要なのが「リスキリング能力」です

“リスキリング”と聞いて「大人の話ではないのか?」と思うかもしれません。しかし、新しいスキルを効率良く身につけなければいけない子どもたちにこそ、リスキリング能力は必要です。

 新しいスキルを効率良く習得していくには、以前紹介したタイムマネージメント力に加えて、思考スイッチを自在に切り替える力を養うことが大切です。

 新しいスキルをどんどん覚えていかなければいけない――そう聞くと「詰め込み教育」を連想するかもしれません。しかし「思考スイッチの切り替え」と「タイムマネージメント能力」を身につけていれば、子どもが燃え尽きることはありません

 タイムマネジメント力について詳しく知りたい方は過去記事『成績が下がる「ダラダラ勉強」が一発でなくなる【すごい習慣】』をのぞいてみてください。

詰め込み教育で「燃え尽きる子」と「効率よく吸収する子」の決定的な違いピッタリの習い事は子どもの強みを育てる最高のチャンス!『「強み」を生み出す育て方』(船津徹/ダイヤモンド社)より
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子育て成功のカギは「強み育て」にある

詰め込み教育で「燃え尽きる子」と「効率よく吸収する子」の決定的な違い「強み」を生み出す育て方』 (船津徹・ダイヤモンド社)定価:1980円(税込)

 子どもが社会の変化に翻弄されずに、自分らしく幸せに生きていくには、失敗や挫折に負けない「たくましさ」を確立しなければなりません。一生ものの武器になるたくましさですが、どのように育てれば良いのでしょうか?

 たくましさが育つ要因は、家柄、血筋、遺伝ではありません。もちろん親の学歴や職業も無関係です。「子どもの潜在的な強みを引き出すこと」でたくましさは育つと断言できます。

 つまり、子育てで最優先すべきは「強み育て」なのです。強みは、音楽でもスポーツでも勉強でも、なんでもいいのですが、習い事は強みを育てる最高のチャンスになります!だから習い事選びは「子育て成功」に直結するのです。

 そこで「わが子にピッタリの習い事を詳しく知りたい!」という方のために、著書『「強み」を生み出す育て方』ではオリジナル診断を掲載しています。気質×才能の25タイプ別診断で「わが子にピッタリの習い事」がカンタンにわかります!