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あたらしい働き方
【第18回】 2014年1月31日
著者・コラム紹介バックナンバー
本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

自由な仕事を獲得するには、少し不自由さがあったほうがいい
【企業インタビュー:DLE編】

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人気FLASHアニメ「秘密結社 鷹の爪」をはじめ、FLASHアニメの制作で知られる日本のDLE(Dream Link Entertainment)。クリエイターの発想を引き出すために、どんな働き方のルールや仕組みがあるのか。代表取締役の椎木隆太氏にお話を伺いました。(撮影・小原孝博)

会社でなければできない自由な発想、
ダイナミックさを求めて

著者とDLE代表取締役の椎木隆太氏(写真右)

本田 こちらは、「秘密結社 鷹の爪」をはじめ、自社でキャラクターを開発し、メディアミックスで認知度を高め、キャラクターライセンスやマーケティングサービスも展開するというユニークな事業を展開している会社ですよね。

椎木 会社に帰属するのは、かつてフリーだった彼らにとっては本来、不本意かもしれません。でも、自分たちにとって、夢を実現させるための一番の道がDLEという会社に所属することだと気づいたんだと思います。他のヒットコンテンツの利益とのポートフォリオで新たな仕掛けができる、これまで築き上げてきたテレビ局との信頼もある。個人レベルではできない仕事ができるという魅力を担保してあげることで、お互いにいい関係が築けると考えています。

本田 組織に所属することで、大きな仕事が、より社会的な影響力を与えられるような仕事ができるチャンスを手に入れられる。クリエイターにとっては、いろんな仕事ができるプラットフォームになっている。会社でなければできない自由な発想、ダイナミックさを求めて、むしろ会社に所属する道を選ぶ、という選択もあるということですね。

椎木 ただ仕事は、基本的には、かなり知的ハードワークが求められます。身体は休んでも、頭は365日24時間働き続ける(笑)。日本人が世界の人よりも絶対的にクリエイティブかというと、そんなことはないと思っています。百発百中で勝てるわけではない。では、何をすれば日本は世界に勝てるのか、を考えると、日本人だからできることは、意外にハードワークとチームワークしかないんじゃないか、と思うんです。ただ、やらされ感のあるハードワークではないと思っています。

本田 重要なポイントは、やらされ感があるかどうかですね。自分から楽しんでやっているハードワークと、会社から無理やり言われてやっているハードワークでは、まったく意味が違う。

椎木 我が社の場合は、明らかに前者。業界で常にあたらしいことをやっているという思いや、いろんな人から大きな期待を持ってもらっていることを多くの社員が実感しています。その意味では、本当に仕事が好きな社員が多いし、唯一無二のサービスであるというプライドもある。社員は皆、充実した、いい顔をしていますね。

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本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締 役としてJASDAQ上場に導く。 現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米 国Global Vision Technology社取締役、Aloha Table取締役、コポンノープ取締役、エポック取締役などを兼務。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活する デュアルライフをおくっている。著書に、レバレッジシリーズをはじめ、『あたらしい働き方』『Less is More』(ダイヤ モ ン ド 社 )『 ノ マ ド ラ イ フ 』( 朝 日 新 聞 出 版 )『 パ ー ソ ナ ル ・ マ ー ケ テ ィ ン グ 』( デ ィ スカヴァー・トゥエンティワン)などがあり、著書累計250万部を突破し、韓国、台湾、 中国で翻訳版も発売されている。著者のプロデュースも行っており、50万部を突破した『伝え方が 9 割』『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』をはじめ合計150万部を突破しいずれもベストセラーとなっている。講演活動は国内だけでなく、アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国、シンガポール、韓国、香港、台湾など海外でも行っており、学生向けには早稲田、慶応、明治、 一橋、筑波、立教、法政、上智など様々な大学で講演を行っている。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)、明治大学商学部産業経営学科卒、(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー、アカデミーデュヴァン講師、明治大学・上智大学 非常勤講師

 


あたらしい働き方

「あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか」著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEO、スタンフォード大学d.Shcool、日本ではカヤック、スタートトゥデイ、チームラボ、Plan ・do・see、ワークスアプリケーションズ、などの、先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られないあたらしい働き方」は何なのかを、伝えていきます

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