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羽田国際化最後のインフラ
三菱地所が空港内ホテル

週刊ダイヤモンド編集部
2013年9月11日
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 羽田空港に国内初のトランジットホテルができる。来年9月に、三菱地所が開発する「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」がオープン、315室のうち17室は保安エリア内になる。外国人が羽田を経由してアジア-北米路線を乗り継ぐ際などに、日本への入国手続きを取る必要がなくなる。

来年9月に開業するロイヤルパークホテル ザ 羽田には、出発、到着の両エリアで使えるシャワールームがある
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 こうしたトランジットホテルは、シンガポールのチャンギ国際空港や韓国の仁川国際空港にはあるが、日本には存在しなかった。国内最大の国際空港である成田空港は門限があり、夜11時~朝6時は航空機が離着陸できない。保安エリア内は夜間は閉まってしまうため、乗り継ぎ客は、いったん入国手続きを済ませてから国内ホテルに宿泊している。

 2010年に再国際化した羽田空港は24時間運営で、国際線で深夜早朝便が乗り入れている。来年3月にはさらに国際線が増便することから、トランジットホテルの需要が見込めると判断した。

 三菱地所は、東京、仙台、福岡など全国7カ所でロイヤルパークホテルを展開している。羽田に進出するのは、「国際的な知名度向上につながる」(三菱地所のホテル事業会社、ロイヤルパークホテルズ アンド リゾーツの田中一也・新規事業部長)ためだ。

シャワールーム不足も解消

 進出を後押ししたのは、それだけではない。

 羽田空港周辺は、ホテルが不足気味で高い利用率が見込める。三菱地所が羽田進出を決定した11年7月時点で、羽田空港の利用者6200万人に対して、周辺ホテルは1300室弱しかなく稼働率は90%を超えていた。

 ちなみに、成田空港は、利用者2900万人に対してホテルは6000室あり稼働率は74%、関西国際空港は利用者1300万人に対してホテルは1600室で稼働率は80%だった。

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