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「出世して元上司を無き者に」「浮気男を退職に」
こんなにあった“半沢直樹な会社員”の倍返し列伝

宮崎智之 [フリーライター]
2013年9月20日
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「やられたら、やり返す! 倍返しだ!!」のセリフでおなじみのドラマ『半沢直樹』が大ヒット中だ。会社員の立場から社内外のライバルに「倍返し」する半沢の姿に視聴者は身近な共感を覚え、溜飲を下げる思いでテレビ画面にかじりついている。実際、仕返ししたいほど憎い相手を社内外に持つビジネスマンは世の中に多いだろうが、現実の世界ではドラマのように「倍返し」ができるものなのだろうか。そこで今回は、ドラマの最終回を前に、巷のビジネスマンに聞き取り調査を敢行。「実際に倍返しをしたことがあるか」「それはどんなものか」を詳しくリサーチした。フタを開けてみると「半沢直樹な会社員」は想像以上に多く、数々の興味深いエピソードが集まった。(取材・文/フリーライター・宮崎智之、協力/プレスラボ)

『半沢直樹』で溜飲を下げる会社員
あなたは「倍返し」をしたことがあるか?

 「やられたら、やり返す! 倍返しだ!!」

 このセリフに、どれだけのビジネスマンが溜飲を下げたことだろうか。堺雅人演ずる型破りなバンカー・半沢直樹が、社内外のライバルたちと暗闘を繰り広げながら、銀行員としての実績を積んで行く姿を描いたドラマ『半沢直樹』(TBS系/日曜21時~)。その劇中に出て来る主人公の決めセリフである。この『半沢直樹』、毎回のように平均視聴率30%台(瞬間最高視聴率40%超)をマークする大ヒットとなっており、NHKの連続テレビ小説『あまちゃん』と並んで、2013年を代表するドラマとなりそうだ。

 空前の大ヒットになった背景には、長らく続いた不況の影響で過酷な勤務を強いられていた人々のなかに、自分を苦しめる会社や上司に対して「倍返し」したいという怨念が溜まっていたことも一因だろう。

 キャストに演技派を揃えたこのドラマは、当初のターゲット層であったと思しき働きざかりの男性以外からも支持されている。ジャーナリストや警察、検事などの巨悪と戦うフィクションは世にたくさんあるが、会社員の立場から社内外の敵に「倍返し」する半沢に、視聴者はより身近な共感を覚える。溜飲を下げる思いで月曜日を迎えるのに、うってつけのドラマである。

 実際、半沢ほど大がかりな「倍返し」ではないにしても、仕返ししたいほど憎い相手を社内外に持つビジネスマンは、世の中に多いだろう。とはいえ、現実の世界ではドラマのようにはいかないと誰もが感じている。

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宮崎智之 [フリーライター]

フリーライター。1982年3月生まれ。地域紙記者を経て、編集プロダクション「プレスラボ」に勤務後、独立。男女問題や社会問題、インターネット、カルチャーなどについて執筆。
ツイッターは@miyazakid
 

 


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