「部下の連絡が遅い！」「大事なことを相談してくれない……」。あなたも一度くらいは、こんな思いをしたことはないでしょうか？さて本日のテーマは、『報・連・相』です。どうすれば部下が率先して報告をしてくれるのか。リーダーとして何をすればいいのか。そのコツをお伝えいたします。

「報告が遅い！」「大事なことを相談してくれない」。
リーダーを悩ます『報・連・相』。

 上司と部下の関係において欠かせないのが『報・連・相』。仕事をしていれば、報告・連絡・相談が重要なのは言うまでもありません。

 リーダーたちに話を聞いてみると、この『報・連・相』に関する悩みを持っている人がけっこういます。「部下の連絡が遅い」「報告が正直じゃない」「大事なことを相談してくれない」などです。

 このお気持ち、とてもよくわかります。しかし、こうした問題は起こるのが当たり前なのです。そもそも上司と部下の間には、意識に大きなギャップが存在しているからです。

 あなたも自分が部下の時代には「できるだけいい状態に仕上がってから報告しよう」「自分にとって都合の悪いことはごまかせないか」と『報・連・相』が遅れたことはありませんか？