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ビジネスで差がつく計算力の鍛え方 「アイツは数字に強い」と言われる34のテクニック 
【第2回】 2013年10月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
小杉拓也 [進学塾 志進ゼミナール代表]

営業利益が何パーセント増えたのかを
瞬時に計算するテクニック

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できるビジネスパーソンがやっている瞬時に計算するテクニックを紹介する連載。2回目は、「何%」かをすばやく計算する方法です。『ビジネスで差がつく計算力の鍛え方―「アイツは数字に強い」と言われる34のテクニック』の著者が解説します。

同僚と差がつく!
ちょっとした受け答えの仕方

 数字に弱いAさんと上司が、次のように話しました。

 上司「前期の営業利益は8億円だったが、後期は11億円で着地しそうだ」
 Aさん「3億円アップですね!」

 一方、Bさんと上司は、次のように話しました。

 上司「前期の営業利益は8億円だったが、後期は11億円で着地しそうだ」
 Bさん「(瞬時に)37.5%アップですね!」

 AさんとBさんの、どちらが上司にいい印象を与えるでしょうか?
 瞬時に割合の計算をして、37.5%という数字を出したBさんのほうが、「数字に強い」イメージが残りますね。

 8億円から11億円に3億円アップしたというのは誰でも計算できるので印象に残りません。でもBさんのように、他の人が電卓を使わなければできないような計算をパッと答えたら、Bさんの株はグンと上がります。

 このように、パッと計算して「数字に基づいた」発言が習慣的にできるようになると、同僚に差をつけることができます。
 計算力は、できるビジネスパーソンにとって欠かせないビジネススキルのひとつなのです。

数字に強い人がやっている
「何%」かを瞬時に計算する方法

 Bさんは瞬時に「37.5%アップですね!」と答えていますが、今日は、この計算テクニックを紹介しましょう。
 Bさんと上司の会話を思い出してください。

 上司「前期の営業利益は8億円だったが、後期は11億円で着地しそうだ」
 Bさん「(瞬時に)37.5%アップですね!」

 営業利益が8億円から11億円へと、37.5%増になった、というのを教科書的な式で解くと次のようになります。

 この3つの式から、37.5%増になった、ということができます。
 でも、実際にこの計算を暗算でするとなると、特に「3÷8=0.375」の計算が大変そうですね。
 3÷8というのは、義務教育では、筆算によって求めることを教えられますが、筆算の式を頭に思い浮かべて解くことはかなりややこしそうです。

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小杉拓也(こすぎ・たくや)[進学塾 志進ゼミナール代表]

東京大学経済学部卒。IT関連会社を経て、中学受験塾SAPIXグループの個別指導塾の講師へ。その後、プロ家庭教師として独立。常にキャンセル待ちの出 る人気教師となる。2012年2月個別指導塾「志進ゼミナール」を埼玉で開業。塾長として生徒の指導、教室の運営にあたる。指導教科は小学校と中学校の全 科目。特に中学受験対策を得意とし、毎年難関中学に合格者を輩出している。暗算法の開発や研究にも力を入れている。著書は、『この1冊で一気におさらい! 小中学校9年分の算数・数学がわかる本』(ダイヤモンド社)、『2ケタ×2ケタが楽しく解けるニコニコ暗算法』(自由国民社)、『中学受験算数・東大卒プ ロ家庭教師がやさしく教える「割合」キソのキソ』、『この裏ワザでなぜ中学受験に受かるのか』、『中学受験算数・計算の工夫と暗算術を究める』(以上、 エール出版社)。

進学塾 志進ゼミナール(埼玉県志木市):http://kosgi.net/


ビジネスで差がつく計算力の鍛え方 「アイツは数字に強い」と言われる34のテクニック 

電卓を使わずに瞬時に計算ができたら…。それはあなたの「武器」になります。たとえば、営業相手から「89店舗に6台ずつ、君のとこの端末を設置しようと思う」と言われたとき、即座に、「534台ですね! ご注文ありがとうございます!!」と言えたらどうでしょう。相手はあなたを「数字に強い人」「頭の回転の速い人」、ひいては「優秀な人」と思うはずです。この連載では、ビジネスで役立つ「瞬時に計算する技術」を紹介します。

「ビジネスで差がつく計算力の鍛え方 「アイツは数字に強い」と言われる34のテクニック 」

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