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週刊・上杉隆

内閣改造、消費増税は? 長期政権も視野に入った福田首相

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第34回】 2008年6月26日
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 通常国会が閉幕した。福田首相は、衆参のねじれ状態になって初の通常国会を乗り切ったことになる。しばらくは政局を招くような政治日程もない。今後は、北海道洞爺湖サミットに向けて全精力を傾けることになるだろう。

 そこで今回は、後半国会を振り返りながら、内閣改造や解散・総選挙を視野に入れた上で、今後の福田首相の政権運営、さらに党代表選を控える民主党の今後も併せて占ってみることにする。

問責決議のタイミングを
間違えた民主党

 国会のヤマ場は、なんといっても、憲政史上初となる首相への「問責決議」だった。

 民主党は、後期高齢者医療制度の廃止法案を参院で可決した余勢を駆って、問責決議案を提出した。だが、それはあまりにも遅きに失したようだ。

 本来ならば、与党が、租税特別措置法改正案を再可決した時こそチャンスだった。今国会は、〈ガソリン国会〉とも呼ばれ、その最終決戦ともいうべき対決法案が、揮発油税の暫定税率復活だったからだ。ガソリン再値上げならば、世論の怒りは、まだ民主党を推すことになったかもしれない。

 ところが、提出が会期末にずれ込んだことで、「問責決議」のインパクトは期待外れのものとなってしまった。逆に、その拙攻のため、民主党は、8月末に開幕予定の臨時国会でいきなりの危機を迎えそうな雰囲気である。国会冒頭の審議拒否はあまりに痛い。

 9月に党代表選があるという政治日程を考えても、明らかに国会対策上のミスだろう。

 一方で、就任以来の支持率低迷に喘いでいた福田首相はようやく一息ついた格好だ。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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