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ビジネスマンのための 大学・大学院の歩き方

「中央大学法学部通信教育課程」 ロースクール進学のための“ブリッジ”として注目

並木浩一 [ダイヤモンド社 編集委員]
【第21回】 2009年3月10日
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 今回は大学院ではないが、その重要なステップとなりうる大学学部の通信教育課程を紹介する。中央大学法学部通信教育課程は、日本の大学通信教育の草分けとして、知名度も高い。そしてこの大学は、いまロースクール進学のための“ブリッジ”として、注目を浴びている。

 ロースクール制度を中心とした新司法試験のシステムは、様々な問題点が明らかになってきている。その中でも「ユーザー」=「これからロースクール、新司法試験をめざそうとする人間」にとっての一大事は、いろいろな学校に置かれた3年制のいわゆる「未修者コース」からの合格率の低さではないだろうか。

 新司法試験は、さまざまなバックグラウンドを持った人間を法曹界に迎え入れるという高邁な理想をもっていた。しかし、その大前提が崩れてきている。すなわち、法律の門外漢が3年学んだくらいでは、新司法試験はなかなか歯が立ちにくいのである。

新司法試験合格の主流は
2年制の既習者コースに

 これは法律の知識がもともとあるかないかの問題だけでなく、3年制ではなにより修得しなければならない単位数があまりにも多くいことにも依る。「学校の授業に追い回されて司法試験にまで手が回らない」のである。新司法試験合格の主流は、単位取得の負担が軽い、2年制の既修者コースにシフトしたといっても過言ではない。

 もしあなたが法学部以外の出身者で、しかもロースクールを目指そうというのであれば、なんとしても2年制コースを目指すのがいい。知識を満たしておく点からも、入学してからの単位取得の負担からも、である。専門外の分野にわたるには、それなりのブリッジが不可欠なのである。

 前置きが長くなったが、そのブリッジに最適と思われる存在のひとつが、この中央大学法学部通信教育課程である。

 通信制のため、働きながら学べる。入学は書類選考で行なわれ、基本授業料は年額8万円。このほかにはスクーリング受講料と一部科目の教科書代(1000~2000円)しかかからず、経済的負担も軽い。大卒・短大卒であれば3年次に編入可能である。しかも正科生だげでなく、好きな科目だけを学べる科目等履修生、聴講生の制度がある。そしてスクーリングの講師には、中央大学ロースクールの現役教授らが登場するのである。

 実際現在も、ロースクール進学のために在籍している学生も少なくない。卒業生には、ロースクールから旧司法試験に合格したOBもすでにいる。通信教育の大学から司法試験合格という離れ業にも見えるルートに、実績があるのだ。

 システム上でもっとも注目できる秀逸なポイントは、重要な講義に配されている「オンデマンド・コンテンツ」。いつでも好きなときにウェブ上で配信される講義を受講する「オンデマンド型メディア授業」が実現している。通信課程ながらライブ講義のような環境であり、時間的制約を逃れ、しかもスクーリングにかける移動の負担がない。しかもモバイル環境と組み合わせることで、無理とあきらめていた学びが可能になる。ITを活用したこの講義は体験できるので、ぜひ一度ホームページにアクセスしてみるといい。

中央大学法学部通信教育課程

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並木浩一 [ダイヤモンド社 編集委員]

1961年生まれ。青山学院大学フランス文学科卒、放送大学大学院修了、修士(学術)。編集者・執筆者として長年資格取得のテーマを手がけ、関連の著書に「最新 資格の抜け道」、共著に「『資格の達人」「税理士試験免除マニュアル」(いずれもダイヤモンド社刊)がある。


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