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絶対内定
【第17回】 2013年12月2日
著者・コラム紹介バックナンバー
熊谷智宏 [我究館館長]

「決められない」そして「わからなくなった」
“会社選びループ”に陥らないために気をつけること

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就活において、自己分析と同じくらい悩みがちなのが、業界・会社選び。
知れば知るほど、その会社の人の話を聞けば聞くほど、どれも魅力的に見えてしまい、際限なく会社訪問や業界研究をしてしまう。
ではいったい、どの段階で会社選びを「終える」必要があるのだろうか?

会社選びはどうやって終えるのか

 「どうやったら、やりたいことは見つかりますか?」
「働きたいと思える企業が見つからなくて」
「自分に合った企業はどうすれば見つかりますか?」

 毎年、頻繁に聞かれる質問だ。

 しかし、志望業界や企業は「見つかる」ものではない。
 前回、前々回で説明をした自己分析をしっかり行った上で、最終的には、どこかのタイミングで「決断する」ものだ。

 ある時点で、自分が考えられる選択肢の中から、自分が心から目指したいと思えるものを決める。そして他の選択肢を捨てるのだ。

 多くの就職活動生は、そのタイミングを先延ばしたくなる。
 自分の未来の選択肢を絞るのが怖いから。

 しかし、ダラダラと悩んでいる間に選考が始まり、中途半端な対策をする時間しか残されていなく、結果が出ないことがほとんどだ。

 これではあまりにもったいない。

 一番よくある就職活動生の失敗パターンは次のとおり。
 今の自分の動きが、失敗パターンに重なっていないか、注意しながら読んでほしい。

会社選びの、よくある失敗パターン

 12月1日から多くの企業が説明会をスタートさせる。
 多くの学生は「名前を知っている」いくつもの企業の説明会に申し込みをする。そこで、企業の魅力的なプレゼンを見ることになる。

・商社が世界中でビジネスを成功させている姿
・インフラ企業が普段の生活では見えないところで、ものすごい大きな影響力をもっていること
・損害保険会社が、日本のあらゆる「挑戦」を応援していること
・銀行が日本中の中小企業を応援していること
・日本にはまだまだ世界に通用するメーカーがたくさんあること などなど……

 どこも魅力的な事業を行っているので、そこそこ志望したくなってしまう。
「決められない!」となり、「もう少しほかの企業も見てみたい」となる。

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熊谷智宏(くまがい・ともひろ) [我究館館長]

我究館館長。横浜国立大学を卒業後、(株)リクルートに入社。2009年、(株)ジャパンビジネスラボに参画。
現在までに2500人を超える大学生や社会人のキャリアデザイン、就職や転職、キャリアチェンジのサポートをしてきた。
難関企業への就・転職の成功だけなく、MBA留学、医学部編入、起業、資格取得のサポートなど、幅広い領域の支援で圧倒的な実績を出している。また、国内外の大学での講演や、執筆活動も積極的に行っている。
著書に『絶対内定2016』シリーズがある。

【キャリアデザインスクール・我究館】http://www.gakyukan.net/
心から納得のいくキャリアの描き方と実現をサポートする就職・転職コーチングスクール。1992年の創立以来、20年以上にわたり全業界に7200名の人材を輩出。
日本を代表するコーチ陣が、就職、転職、ロースクールや医学部進学、MBA留学、資格取得等、次の成長機会を模索し、その実現に悩む人々をバックアップしている。


絶対内定

1994年の創刊から20年以上のロングセラー、現在も大学生協売上1位を誇る『絶対内定』シリーズ。今では当たり前の「自己分析」の考えを、就活にはじめて取り入れたのが本書で、先輩やOB・OGのみならず、企業の人事・採用担当者にも支持されている。
連載では、『絶対内定』シリーズの執筆陣による、就活において大切な考え方や手法、最新就活事情などをお届けする。

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