ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
社長のための黒字の教科書 小さな会社の財務改善70のテクニック
【第2回】 2014年2月21日
著者・コラム紹介バックナンバー
森岡 寛 [キャッシュフローマネジメント株式会社/財務マネジメント株式会社代表取締役]

赤字社長に共通する7つの特徴

1
nextpage

これまで10年で100社以上の中小企業を倒産の危機から救ってきたキャッシュフローの専門家・森岡寛氏が「赤字経営から脱却して黒字基調の会社になるコツ」について、全5回にわたり解説します。連載第2回は「赤字社長に共通する7つの特徴」です。

 実際にどのような会社が、赤字に陥っているのでしょうか?

 私がこれまで15年にわたり、数多くの中小企業の経営者とお会いしてきた中で感じる赤字社長に共通する特徴としては、以下の7つが挙げられます。

 社長の方は、自分の身に覚えがないか今一度確認してみてください。社長以外の方は、自社の社長や取引先の社長を思い浮かべながら、以下の項目に目を通してみてください。

1.税金の支払いが嫌い

 会社は利益を出さないと生き残れません。

 資金繰りの悩みから解放されたいのであれば、なおさらです。

 ところが、赤字社長は税金がかかる話が大嫌いです。少しでも利益が出そうになると、意味もなく節税に奔走します。

 とにかく、税金を払わない=赤字であることが悪ではなく、税金を払うこと=悪という価値観なのです。

 ひどい場合は、繰越欠損金が多額に残っていて、業績も思わしくないにも関わらず、節税策のことばかりを税理士さんに相談している赤字社長もいます。まさしく本末転倒ですね。

 これでは、貯まるべきお金も貯まりません。当然ですが、資金繰りの悩みから解放されることもありません。

 会社を黒字にしたいのであれば、「納税」を受け入れる価値観を持たない限り、キャッシュは貯まりません。

1
nextpage
スペシャル・インフォメーションPR
ダイヤモンド・オンライン 関連記事
自分の時間を取り戻そう

自分の時間を取り戻そう

ちきりん 著

定価(税込):本体1,500円+税   発行年月:2016年11月

<内容紹介>
生産性は、論理的思考と同じように、単なるスキルに止まらず価値観や判断軸ともなる重要なもの。しかし日本のホワイトカラー業務では無視され続け、それが意味のない長時間労働と日本経済低迷の一因となっています。そうした状況を打開するため、超人気ブロガーが生産性の重要性と上げ方を多数の事例とともに解説します。

本を購入する
ダイヤモンド社の電子書籍
(POSデータ調べ、11/20~11/26)


注目のトピックスPR


森岡 寛(もりおか・ひろし) [キャッシュフローマネジメント株式会社/財務マネジメント株式会社代表取締役]

1974年生まれ。高知県高知市出身。実家は製麺卸売業を営む。近畿大学在学中、会計学研究会に所属し、管理会計の研究に従事。卒業後、会計事務所勤務を経て、2003年起業。 起業後は、東京・大阪で中小企業のキャッシュ・フロー改善に特化した財務コンサルティングを展開。 現在は「キャッシュフローの専門家」として、講演・執筆・コンサルティング業務に従事する一方、ITツールを活用してワークライフバランスの充実に努めている。妻と子供2人の4人家族。 著書に『マンガで入門! 会社の数字が面白いほどわかる本』、『社長のための黒字の教科書』(ともにダイヤモンド社)がある。
http://www.cashflow.co.jp
http://www.zaimu.net

 


社長のための黒字の教科書 小さな会社の財務改善70のテクニック

中小企業の経営者のいちばんの悩みは、「資金繰りなどのお金の不安がなくならないこと」。10年で100社以上を倒産の危機から救ってきた財務のプロが明かす、会社を黒字にするとっておきのノウハウ。(1)経営者の心構え、(2)損益管理、(3)資金管理、この3つのポイントに留意することで、1000万円〜1億円を超えるキャッシュフロー改善効果が見込め、赤字体質から脱却できる。

「社長のための黒字の教科書 小さな会社の財務改善70のテクニック」

⇒バックナンバー一覧