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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

「日本のIT業界にもエンジニア思考の経営者を」
サイバーエージェントが小学生向けプログラミング教室を始めた理由

週刊ダイヤモンド編集部 清水量介
2014年2月28日
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サイバーエージェントが小学生を対象としたプログラミング教室の運営を本格化している。すでに同教室では700人以上の小学生がプログラミングを学んできた。どのコースもすぐに満員となるほど盛況だという。サイバーエージェントといえば「アメーバブログ」やスマートフォン向けゲームなどを手がけるが、これまで教育の分野には参入したことはない。なぜ、教育の分野に参入したのか、さらに、即戦力とはならない小学生向けの提供としたのか。藤田晋社長に聞いた。(「週刊ダイヤモンド」編集部 清水量介)

IT業界は経済の発展に寄与しているが
プログラミングは授業の科目にない

――なぜプログラミング学習のための教室を始めたのでしょうか。

ふじた・すすむ
1973年生まれ。青山学院大学卒。97年インテリジェンス入社。98年サイバーエージェント設立。代表取締役社長に就任 
Photo by Ryosuke Shimizu

 理由は二つあります。一つは、2012年のコンプガチャの問題(ソーシャルゲーム内の課金の仕組みの一つ)などにより、IT業界のイメージが悪化してしまい、社会貢献をしたいと考えたこと。

 そして、もう一つは、日本には圧倒的にプログラマーが不足している、もっと言えば、IT企業の経営者にプログラマー出身者が少ないことへの問題意識が動機です。

 近年、IT業界ではプログラマーの採用合戦のようになっています。一時期は、中途のプログラマーを獲得するために人材会社に通常の6倍の手数料を支払うという事態になったほど、枯渇していました。今も状況はよくありません。

 日本のIT業界は雇用や新たな需要を生み出して、経済の発展に寄与している。ところが、ほとんどの学校の授業ではプログラミングを教えていないし、受験の科目に入っていない。

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