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就職できない若者の「トンデモ言動」

22歳男性が面接にルーズソックスを履いて登場!?
身だしなみの概念がズレすぎた若者のトンデモ服装

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第5回】 2014年3月19日
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 こんにちは、櫻井です。若者を中心にしたキャリアコンサルタントをしています。

 今回は就活に臨む上での、身だしなみの大切さについて書こうと思います。

 男性・女性の就活生の皆さん。身だしなみは大丈夫ですか?と聞かれると、まず、どこを確認しますか?意外と自分で意識をしていない部分こそ、他者からまじまじと見られている部分かもしれません。

身だしなみの概念がズレている若者たち

◆ケース1)人生初!面接で遭遇したルーズソックス男子

 2年程前に面接官をしていた時の話です。その日に担当するはずだった面接予定者のHさんが時間になっても現れませんでした。

 連絡もなかったので心配していると、約束の時間に約10分遅れて男性が現れました。22歳の小柄な男性で、時間に遅れてきた事については何の挨拶もなく面接はスタートしました。

 もちろん、連絡もなしに面接を遅刻というのは言語道断なのですが、そんな事がどうでもいいと思える程の衝撃が私を襲っていました。

 なんと、彼は「真っ白なルーズソックス」を履いていたのです。

 通常、就職活動時に白いソックスはNGとなっています。黒や紺が一般的でしょうか。そしてそれより何より驚いたのは、その白いソックスがかつての女子高生にお馴染みの「ルーズソックス」だったことです。

 私が担当していた面接は、いわゆる企業の採用面接ではなく、若者の就職支援事業に参加する方を選定する面接でした。この面接では「就職したいという意欲」「過去の就職活動」「人柄(素直さ)」などを中心に確認する事が目的でしたので、私はこの「ルーズソックスの彼」がなぜ「ルーズソックスを履いてきたのかという事に興味が向いていました。

 ルーズソックスを履いている事が衝撃的過ぎて、当初気がつかなかったのですが、よく見ると髪は湿って顔に張り付いていたり、襟はよれよれ、ネクタイは緩んでいる。そしてスーツの肩に白いフケが大量に落ちているなど、様々な部分で清潔感はありませんでした。なんとなく匂ってくる錯覚にも襲われます。おまけにメガネのレンズも指紋で曇っていました。これは同じメガネ男子として一番許せません(笑)。企業の採用面接では、まず相手にされないでしょう。

 では、面接全体を通して彼の一番良くなかった点はどんな所でしょうか。

……身だしなみですよね。というか今回の記事の流れであれば、間違いなく身だしなみです。しかし、なぜ彼は身だしなみについて、ここまで無頓着だったのでしょうか。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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