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『週刊ダイヤモンド』特別レポート

組織の意思疎通を迅速に!
仕事でLINEを使い倒せ

―― 週刊ダイヤモンド4/19号特集「LINE全解明」より

週刊ダイヤモンド編集部
2014年4月16日
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LINEは遊びのSNS。そう決めつけていないだろうか。実は、仕事の場でLINEを使い、メールや電話ではできなかった働き方をするビジネスマンがじわりと増えている。

 都内で営業として働く大矢門人さん(42歳・仮名)のスマートフォンには、毎日のようにLINEのメッセージが届く。

 「先日の契約、駄目になっちゃいました」

 「そうですか、残念」

 こうした、ちょっとした情報交換やメールでやりとりするほどでもない気軽な会話を、顧客と交わすのだ。「先方の年代性別を問わず、結構使いますね。用事がなくても雑談をしたりするお客さまもいますし、お客さまと親しくなれる効果はあると思います」と大矢さんは言う。

 海外出張が多く、国外から日本に連絡を取る機会が多いという商社マンの加賀航一さん(36歳・仮名)。以前は国際電話やメールでやっていた連絡のほとんどを、2年ほど前からLINEに切り替えたという。

 「出張先から東京本社に連絡をしたいとき、電話機能やメッセージ機能は便利。そんなに長い間会話をしないから音質も気にならないし、国際電話料金を考えればコストがかからないのはうれしい。時差がある相手に確実に伝えたい話があるとき、読んでくれたかどうかがわかるのもありがたい」と加賀さんは言う。

 こんな使い方もある。「記者とやりとりしていることが絶対にバレたらまずい取材先との内緒話には重宝します。メールと違って、会話内容の履歴は後に残らない。どんどん流れていっちゃうから」と、通信社記者の霧島海二さん(26歳・仮名)はそう打ち明ける。

 キャラクタースタンプやゲームなどのイメージで“女性や若年層のSNS”と見られがちなLINE。だが、実はすでにビジネスの場での利用が進んでいる。

 実際に社内の連絡でもLINEをよく使うという野村総合研究所の桑津浩太郎・ICT・メディア産業コンサルティング部長は「組織内の連絡手段として、オフィシャルではないもう1本のパスを持っておくことは、リスク管理上でも必要になった。社外に対しても、特定のお客と仲よくなりたいというとき、会社のメールや正式な報・連・相のラインとは別で、内々で話を聞くといったときにLINEのようなアプリは最適」と話す。

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