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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

面接で落ちる子に足りないのは“3つの特性”だった
親が今からでもできる!子どもを面接に強くする方法

竹内謙礼 [販促コンサルタント]
【第5回】 2014年5月15日
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就活に強い人=面接に強い人

 就活における「面接」の占める割合は、非常に大きいといえる。

 もちろん、事前に“エントリーシート”や“筆記テスト”というものも存在している。しかし、これらは就活を行う上でのスタートラインに立つためのものであって、合否を判定するためのものではない。学歴を重視せず、筆記テストを行わない企業も増えている現状を考えれば、『就活=面接』と言っても、大袈裟ではないことは理解できるはずである。さらに極論を言わせてもらえれば、“面接に強い人”というのが、イコールで“内定が取れる人”ということでもあり、面接にさえ強ければ、多少、他の能力が劣っていても、内定が取れてしまうのが就活の現状と言ってもよいのである。

 今回、私は「就活に強い人」と「就活に弱い人」の違いを探るために、内定を3つ以上獲得した100名と、内定0個だった100名にアンケート調査を行うことにした。この違いを探ることができれば、就活に悩んでいる人を救う手立てが見えてくるのではないかと考えたからである。

 まず、両者に、「人前で話をすることは好きか?」という質問をしてみることにした。面接が得意な人は、そもそも、人前で話すことが好きなはず。そう考えれば、内定を多く獲得した人と、内定が獲得できなかった人の間では、この回答に大きな差が出ると思ったからだ。

 予想通り、内定を3つ以上獲得した人のほうが、内定0個だった人よりも、圧倒的に「人前で話すのが好きだ」と回答した数が多かった。「人前に出て話しをすることが好き」と回答した人が、内定を3つ以上獲得した人で34%を占めていたのに対して、内定0個だった人は12%しかいなかった。さらに「人前に出て話をすることが嫌い」と答えた人は、内定0個で66%にも達しており、いかに内定が取れなかった人が、人前で話すことを苦手にしているということが分かる。

 このアンケート結果で注目すべき点は、「人前に出て話すことが好きか?」という質問に対して、内定を3つ以上獲得した人は、素直に「好き」と答えられている点である。本来、人前で話すことは、緊張もするし、恥ずかしい思いをするものなので、「嫌い」もしくは、「どちらでもない」と答えるのが一般的に多いはずだ。しかし、それでも「好き」と答えられる人が多いところをみると、内定を獲得できる人は、人前で話すことを特技や長所のひとつとして持っている可能性が高いと言える。このような状況を考えれば、「人前に出て話しをすることが嫌い」と答えている人が、人前に出て話すことが好きな“内定予備軍”の人たちに追いやられてしまうのは、致し方ない状況と言える。

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竹内謙礼 [販促コンサルタント]

たけうち けんれい/1970年生まれ。経営コンサルタント。有限会社いろは代表取締役。現在は雑誌や新聞に連載を持つ傍ら、全国の商工会議所や企業等でセミナー活動を行う。日経MJにおいて毎週月曜日「竹内謙礼の商ビズNOW」を連載中。著書に『消費税を逆手に取る販促テクニック』(双葉社)『安売りしないでお客をがっちりつかむ技術』(日本経済新聞社)、「会計天国」(PHP研究所)ほか、多数。
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まだ内定ゼロ!子どもの就活で親がやって「良いこと」「悪いこと」 竹内謙礼

就活はいわゆる個人戦であって、団体戦ではない。どんなに大学が就活に力を入れていても、面接会場にいけば、大学名は学歴を判断するためのシグナルのひとつでしかないからだ。。では、“就活に強い子”とはいったい何なのか?この連載では、内定がなかなか取れない子を土壇場で“就活に強い子”にするために、親がすべきこと、すべきではないことを紹介していく。

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