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就職できない若者の「トンデモ言動」

「ウチの子はいい子なのになぜ就職できないの!?」
我が子を過大評価するクレーマー親が招く不採用の嵐

櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]
【第8回】 2014年4月30日
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 キャリア・プロデューサーの櫻井です。

 今回は前回に引き続き、親子の就職活動について書いていきたいと思います。

前回は、下記のトピックスを取り上げました。

・自分の就職先を親に決めてもらう就活生がいる
・逆に子どもの就職先を親のエゴで決めてしまう
・人気企業ランキングは、社会未経験者によって選ばれている企業
・大切な事は就活生当人が「最終決断の舵」を取ること

 詳しくは前回の記事を読んでいただきたいのですが、今回はこれに続き、親と子どもの就職活動について書かせていただきます。

早期退職をさせないために
「親子で就職活動を乗り切る」という選択

 子どもの就職活動について、過干渉が危険だというのは前述した通りですが、逆に不干渉も危険と言えます。なぜなら、当の就活生は社会については何も分からず勢いだけで決めてしまう場合や、職業に対する当人の勝手なイメージが先行してキャリアショックに陥り、早期退職をしてしまう可能性があるからです。

 「キャリアショック」とは、自分が描いてきたキャリアの将来像が予期しない環境変化や状況変化により、短期間のうちに崩壊してしまうことです(ソフトバンク文庫「キャリアショック」高橋俊介著より)。

 では、就活生の親として干渉すべき所はどんな点でしょうか。就活生の状況の一例を挙げます。

1.単に就職活動をする事が面倒になっていて、たまたま内定した企業に勢いで入社を決めていないか。

2.入社してダメだったら1週間で辞めてもいいか、というお試し入社的なノリになっていないか。

3.職業=ドラマや映画で見たイメージそのままで、職種知識が乏しいままになっていないか。

4.企業HPがキレイだったから、「明るい社風です」「1から育てます」など、募集要項等に記載された情報だけを見て実際の企業の雰囲気などを情報収集できていないまま入社を決めていないか。

 上記に挙げた内容は、全て早期退職に繋がるケースです。

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櫻井樹吏 [キャリアコンサルタント]

1980年生まれ。大手通信会社の人事部、総合人材サービス会社の若者専門コンサルタントを経て独立。
2010年から500名を超える若者を支援し、年間のカウンセリング数は1200回を超える。 独立後は若年者、主婦の再就職、雇用支援機構や公共事業の講師・コンサルタントを中心に活動中。ホームページ:http://www.sakuraichirin.tokyo


就職できない若者の「トンデモ言動」

一部の若者が大量の内定をもらう一方で、ある一定数の若者は1社も内定をもらえない――。そんな現実が今の就職市場にあります。そんな就職難の実態を景況感のせいにしてしまいがちですが、実は内定をもらえない若者には特徴があります。それは、彼らが「トンデモない言動」をすることです。この連載では、3年間で450人ほどの就職できない若者を支援してきたキャリアコンサルタントの櫻井樹吏さんが、彼らのトンデモ言動の中身と、そんな彼らがどう就職していったのかをお伝えします。

「就職できない若者の「トンデモ言動」」

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