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自宅の部屋を旅行者に貸し出すAirbnbが大人気
日本でもブレークした理由は?

加藤 力
2014年5月21日
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佐別当氏の自宅リビング。みんなが自然と集まる場所。この下にゲストハウスがある。1泊6000円~

 旅行サービスに「シェア」という新しいスタイルを導入し脚光を浴びたAirbnb(エアビーアンドビー)が、日本でも急成長している。同社のサービスは、自分の家の空いている部屋を宿泊場所として旅行者に有料で提供するというもの。旅行者は、比較的安い金額で宿泊場所を借りることができる。

 同社は2007年に創業されたベンチャー。当初は、見知らぬ旅行者(しかも多くは外国人)を家に泊めるなんてありえないと、事業の先行きに懸念を示す声が圧倒的だった。

 ところが、蓋を開けてみたら瞬く間の急成長である。今や世界192ヵ国、3万4000都市に約30万人のホスト(部屋の提供者)、利用者は約600万人にのぼるという。

ホスト希望者の多くは、シェアハウス文化が根付いている都会に住む人たちだ

 日本における事業展開は2014年から。わずか数ヵ月だが、2000件ものホスト登録がなされた。外部の人間を受け入れるのが苦手とされる日本人、この急速な伸びはどう考えればいいのだろう?そもそもホストになるには審査が必要?そんな素朴な疑問が湧いてくる。

 「特別な審査はなく、どなたでもサイトから5分でホスト登録ができます。信用はサイト内のホストページに寄せられるコメントとSNSでの評判です」と、同社の日本マネージャー田邊泰之氏。

 利用者が部屋の印象やホストのホスピタリティをコメントとして残し、それが宿泊場所を探している次の利用者の選択基準になる。逆に、ホストも利用者についてのコメントを残せる。「部屋の使い方が乱暴」などのネガティブコメントが付くと、旅行者の評判に響く。

 「気になる部屋のホストには事前に問い合せするなど、メールで詳細なやりとりがあって、宿泊前にある程度の信頼関係ができる」と田邊氏。SNSで普段どんな投稿をしているかも、参考材料になるのだとか。

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