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憧れの街に住む! 東京・神奈川編

キャンパスを中心に発展した街「成城」

並木浩一 [ダイヤモンド社 編集委員]
【第12回】 2007年12月21日
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小田急線沿線、あるいは世田谷のイメージリーダー的な高級住宅地がこの街、成城である。その中でも駅の北側に位置する成城学園キャンパスから西に展開する整然と区画割された一帯は、広壮な邸宅のならぶ屋敷街。それでいて道を行き交う人々たちは若々しく、古びたムードはみられない。学園を中心にして発展する街の、理想の原型がここにある。

明るいムードの
高級住宅地

[銀杏並木] 成城を象徴する風景

 成城学園駅から北に向かうバスは、美しい銀杏並木を抜け、きわめて簡潔にスノビッシュな名前の停留所を通過していく。成城1番、2番、3番、4番停留所を中心とした町域のすべてが高級住宅街として知られ、事実そうである中でも、このバス停の名前がもつインパクトは圧倒的である。成城学園キャンパスを起点に西に広がるこの地区(4丁目から8丁目にかけて)は、学園開校当時に父兄が移り住んできた、最初の住宅地でもある。

 一帯には広々とした一戸建が多く、落ち着いた住宅地の典型である。といっても取りすました風はなく、ムードは明るい。広々とした大通り、そしてなにより、家々の生垣が風通しのよい成城の街をかたちづくっている。

地主の協力で
つくられた街

 世田谷区はもともと、少数の大地主によって地域が運営されてきた土地柄である。知られざる話だが、いまですら区内の名士たちが会合を開くと、その10人に満たないメンバーの土地の上だけを歩いて区を横断することすら可能であるという。

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並木浩一 [ダイヤモンド社 編集委員]

1961年生まれ。青山学院大学フランス文学科卒、放送大学大学院修了、修士(学術)。編集者・執筆者として長年資格取得のテーマを手がけ、関連の著書に「最新 資格の抜け道」、共著に「『資格の達人」「税理士試験免除マニュアル」(いずれもダイヤモンド社刊)がある。


憧れの街に住む! 東京・神奈川編

成城、白金、鎌倉など、誰もが住んでみたいと思う「憧れの街」。なぜ人々が憧れるのか?歴史や文化的背景、生活環境などを見ながらその理由をひも解いていく。

「憧れの街に住む! 東京・神奈川編」

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